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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。中華料理の中でも身近な料理の春巻き。サクサクに揚がった皮に、野菜や肉がとろり、おかずにもおつまみにもなっておいしいですよね。とはいえ、中に入れるあんを作って、巻いて油で揚げて…と、作るのはちょっと面倒。そこで、今回は、くるりと巻いて、少ない油で揚げ焼きすればOKのスティック春巻きをご紹介します。材料はシンプル、包まないので成型の手間もかからず、あつあつの揚げたては格別のおいしさです。
カリっと揚げ焼きにしたの皮の中は、プリプリのえび。皮の端は、巻き込まずに、ぎゅっと押し付けるだけ。
中のえびはもちろん、端のカリカリの皮の部分もおいしくて、つい手が伸びます。少量のえびでも、たくさんできるので経済的です。
春巻きの皮 3枚
えび(バナメイエビなど) 100g
片栗粉 小さじ1
しょうが 1/2片
長ねぎ 5cm程度
塩 ひとつまみ
スイートチリソース 適量(お好みで)
小麦粉 大さじ1
水 大さじ1
揚げ油 大さじ4位
① えびは背わたを取り、包丁で荒く叩く。しょうがと長ねぎはみじん切りにする。
② ボウルに叩いたえび、片栗粉、塩、みじん切りにしたしょうがと長ねぎを入れてよく混ぜる。
③ 春巻きの皮ははさみで半分に切る。横にして置き、手前にえびのあんの1/6をのせる。(左右端の3cmくらいにはのせない)
④ 小麦粉に同量の水をまぜてのりを作り、皮の端に塗って手前からまく。左右の端を指で押してつける。
⑤ フライパンに大さじ3~4の油を入れ、全体がきつね色になるまで揚げ焼きにし、塩(分量外)を振る。
⑥ 端までえびを入れていないので、皮を巻き込まず、ぎゅっと押し付けるだけで、中身が、はみ出ずに焼きあがったら完成です。
えびのたねに刻んだパクチーを入れて巻き、スイートチリソースを添えて、エスニックテイストでいただくのもおすすめです。
アボカドとチーズのスティック春巻きは、カリカリの皮と、とろっと柔らかなアボカドとチーズのコクが好相性!
中身の素材に火の通りの心配がいらないので、皮がカリっと焼ければすれば完成です。
春巻きの皮 3枚
アボカド 1/2個
スライスチーズ 1枚
小麦粉 大さじ1
水 大さじ1
揚げ油 大さじ4位
塩 適量
① アボカドは種をとって皮をむき、7mm位の厚さに切る。スライスチーズは6等分にする。
② 春巻きの皮ははさみで半分に切る。横にして置き、手前にアボカドとチーズをのせる。(左右端の3cmくらいにはのせない)
③ 小麦粉に同量の水をまぜてのりを作り、皮の端に塗って手前からまく。左右の端を指で押してつける。
④ フライパンに大さじ3~4の油を入れ、全体がきつね色になるまで揚げ焼きにし、塩を振って完成です。
スライスチーズは、とろけるタイプでない方が作りやすいと思いますが、どちらでも出来ます。
クミンパウダーと塩を混ぜたクミン塩や、カレー粉と塩を混ぜたカレー塩を添えると、風味よくいただけます。ケチャップも合いますよ。
細長いスティック状の春巻きは食べやすく、カップなどに立てて盛り付けたりすれば、見た目にも楽しく、テーブルも華やぎます。
手間のかからないスティック春巻き、ぜひお試しください!
この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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