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無くても困らないからと、普段のテーブルコーディネートでは省いてしまいがちな箸置きですが、小さな存在ながらも、これがあるだけで食卓が上品でおもてなし精神にあふれたイメージになります。今回は、そんな来客時にも使える箸置きを紹介します。
■美しすぎるフォルムに職人技が光っています
シンプルながらも温かみのあるものづくりをしている「SyuRo(シュロ)」の箸置き。釘を使わない家具作りをしている「指物(さしもの)」職人の手によって作られたもので、一本の木から取れる、つなぎ目のない無垢材を使っています。箸を置くくぼみや角の美しいフォルムが、職人の丁寧な仕事ぶりを感じさせます。
乳白色の木肌が特徴的な「かえで」、淡いブラウンで木目が見えやすい「なら」、濃いシックな色合いの「くるみ」の3種類があり、それぞれ質感も異なるので、全てそろえて、好みや気分によって使い分けてもいいですね。
サイズは(約)5cm×(約)1cm×高さ(約)1cm。中央のくぼみにはスプーンやフォークも置けるので、カトラリーレストにも使えますよ。
日本の素材と技術を活かし、細部にまでこだわった質の高いアイテムを生み出している「東屋(あづまや)」より、明治時代から続く「印判」という製法で作られた箸置きです。職人の手によって、転写紙に刷り込まれた文様を一つずつ転写された柄は、同じ柄でも少しずつ違っていて、個体差が楽しめます。
サイズは幅(約)4.5cm×奥行き(約)0.8cm×高さ(約)0.7cm、柄は全部で10種類。イラストレーター、佐々木美穂さんによるデザインで、「麦」「夕立」「波」「芥子」「いらか」「山葵」「朝」「豆」「格子」「藪」と、日本の四季や自然がモチーフになっています。洋食器にも合い、季節を意識しなくても使えるので、たくさん揃えたくなりますね。
■置くだけで食卓が華やぐ、可愛らしい鳥たち
思わず「可愛い!」と声を上げてしまいそうなほど、キュートな鳥の箸置きです。鳥モチーフのものを中心に、オリジナルの陶磁器アイテムを製作している「BIRDS’ WORDS」のもので、ぽってりとした翼と体部分のアンバランス感がほのぼのとしていていいですね。
サイズは、幅(約)3.8cm×高さ(約)2.5cmで、現在手に入るカラーは、ライトブルーとブラウンのみ。手作業のため尾っぽや目などは少しずつ異なり、色によって質感も変わっているので、両方揃えて違いを楽しむのもいいですね。
使わない時はそのまま置いておけば、オブジェにもなりますよ。
親しい友人はもちろん、大切なお客様を招いた時など、見た目に美しい箸置きがあれば好印象ですよね。今まで箸置きにはあまり注目して来なかったという人も、職人の技が光っているものや、見ているだけでほっこりするような可愛らしいものは、集めはじめるとクセになること間違いなしですよ。
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