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真夏に賃貸住宅のエアコンが故障! どこに連絡? 費用は誰が負担する?

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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真夏に賃貸住宅のエアコンが故障! どこに連絡? 費用は誰が負担する?

うだるような暑さのなか、部屋のエアコンが壊れたら大変! しかも賃貸住宅の場合、どこに連絡すべきか、誰が修理を頼むのかなど、疑問もいっぱいありますよね。そこで、賃貸物件の管理運営を手がけるハウスメイトパートナーズ東京営業部の伊部尚子さんに、エアコン故障時のあれこれについて聞いてきました。
エアコンが故障かも。どこに連絡する? 自分で修理を頼んじゃダメ?

賃貸住宅でエアコンが動かない、冷えないなどの現象が起き、故障したかも? というとき、どこに連絡をすればいいのでしょうか。

「どこかに連絡する前に、いくつか確認したいことがあります。特にエアコンの使いはじめは調子が悪くなっているだけのことも多いので、次のことをチェックしてみてください」と伊部さん。

●故障の連絡をする前に確認したいこと
□ リモコンの電池が切れていないか
□ コンセントの抜き差し・ブレーカーの上げ下げ
□ フィルターにホコリが詰まっていないか
□ 室外機のまわりに何かを置いてふさいでいないか

うーん。それでもダメっぽい……となったら「管理会社が入っている物件は管理会社に、大家さんの自主管理物件であれば大家さんに連絡を」。絶対にしてはいけないのは「自分で修理を手配すること」なのだそう。

「管理会社や大家さんにも指定の修理業者があったり、在庫のエアコンがあったり、設備機器の故障の保険に入っていたり、リースのエアコンだったり、次に故障したら交換しようと思っていたり……などとさまざまな事情があります。もし入居者が自分で修理をしてしまうと、その修理費はすんなりとは精算できない、というケースも」

なるほど。そういった理由で、急いでいても、やっぱり管理会社や大家さんを通すべきなんですね。

やっぱり故障。連絡するとき、何を使える? 修理には立ち会う?

あれこれチェックしたけど、やっぱり故障している……そんなときは、管理会社に連絡を。

故障原因が分からない場合、「修理には早くても数日はかかるのが一般的。まずは修理業者さんが状況確認に来て、故障原因を特定後に修理に必要な部品などを発注、それが納品されてやっと修理や交換が可能になるからです。特殊な機種だったり、真夏のエアコン故障が多い時期だったりすると納品までに数週間かかることもあります。修理業者さんには現地に2回来てもらうことになり、いずれも入居者の立ち会いが必要です」

ただ、入居者も協力することにより、修理がスムーズに運ぶケースもあるのだとか。

「連絡する際、エアコンの型番が分かるとさらにスムーズです。取扱説明書がなくても、型番と『故障』などのキーワードで検索すると、修理の手がかりがつかめることも。メーカー・型番・症状・リモコンに表示されたエラーコードまで分かると、状況確認に行かなくてもどこが悪いか分かり、部品を手配できることがあります」

修理が長引くときは、扇風機や冷風扇、冬なら電気ストーブなどを貸し出してもらえるケースもあるので、管理会社に確認してみましょう。

エアコン修理の費用は大家さん負担? 入居者負担になることもある?

エアコンは大家さんのものだから、修理の費用も大家さんの負担……とは限らないそうです。

「リモコンの電池交換やフィルターの清掃は、入居者の義務となります。これらが原因で修理を依頼してしまった場合、出張費は請求されるかもしれません」。特に部屋を締め切っている人、喫煙している人などがフィルター清掃を怠っていると、ホコリやヤニなどの汚れでフィルターが目詰まりし、エアコンが正常に機能しなくなっているケースが多いのだそうです。

「また、前の入居者が自分で設置して置いていったエアコンなど、オーナーが所有権をもっていないケースもまれにあります」。この場合、サービス品として『自己責任で使ってもいいですよ』という扱いになっていることも。

「このような場合、修理費がどちらの負担かでモメないよう、事前に契約書などの確認を。入居者募集のチラシや契約書、重要事項説明書などに記載されている『エアコン○基』の数と、実際の数が合っているかどうか、故障する前にチェックしておくといいでしょう」

エアコンが故障してしまうと、直るまでに数週間ほどかかったり、立ち会いが必要になったりと、入居者もなかなか大変。でも、まめに換気をし、フィルターを掃除し、ちょっと調子が悪いと思ったら早めに連絡をする、などの努力によって、修理の期間を短くできることもあるんですね。設備は大切に扱いましょう!

●取材協力
・ハウスメイトパートナーズ 住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナル

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SUUMO

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