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コロナ禍でも災害は待ってくれない!被災地の防災知見をお土産袋にして配布

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目次


「神戸新聞社」「福島民報社」「熊本日日新聞社」は、地方紙の持つ防災情報を全国に発信していく共同プロジェクトとして、被災した地元を長年取材してきたなかで蓄積された防災記事でつくったお土産袋「おみやげ防災」の配布を実施する。

震災時に得られた防災知見を全国に発信

1995年の阪神淡路大震災から26年、2011年の東日本大震災から10年、2016年の熊本地震から5年。長い年月が経った今でも、日本を襲った大規模な災害は人々の記憶に強く残っている。

「おみやげ防災」は、各震災時に得られた防災知見を全国に発信するべく、被災地を一番近くで取材してきた地元新聞社が集めた防災知見が詰まった記事で構成された“お土産袋”。今回はこれを配布し、全国に広げる企画が行われる。

県外から来た観光客の半数以上が家に持ち帰る“お土産”に着目し、お土産と共に新聞社に蓄積された防災知見を県外に持って帰ってもらえる仕組みとして「おみやげ防災」を2020年に制作したが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う観光などの県外移動自粛から延期していた。

しかし、感染拡大が続く今もなお、災害のリスクは常に隣り合わせであることから、少しずつだとしても被災地の防災知見が広がることに意味はあると考え、配布を実施することになった。

ステイホーム期間に「在宅時の災害の備え」を


今回記事として取り上げる阪神・阪神淡路大震災では、明け方の地震発生ということもあり、ほとんどの人が家にいる状態で被災した。その経験をもとに、在宅時に突然発生する災害への対策の重要性から「在宅時の避難」をテーマに掲げている。このテーマは現在のステイホーム期間とも合致し、在宅時の災害の備えを訴える啓蒙アクションになるのではないかと考え、配布実施が決定した。


配布は、被災地の経験を被災地だけの経験にしないために、このお土産袋を手にした人の手から命を守る防災知見が少しでも多くの人の手に共有されることを願って、阪神・淡路大震災が発生した1月17日(日)から実施。

袋には、ローリングストック法をもとにした非常食の備えや、家具の設置方法、震災時の火災発生時における緊急処置方法、深刻なトイレ問題における備え、通電火災における備えなどの情報を掲載している。

配布場所は、JR新神戸駅、JR三ノ宮駅、JR神戸駅、神戸空港、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター、北淡震災記念公園。

福島・熊本でも配布

また、福島では東日本大震災が発生した3月11日(木)に、熊本では、熊本地震が発生した4月14日(水)に、各地方の象徴的な場所にて各地方の防災知見を集めたお土産袋の配布を行っていく予定。福島、熊本での配布情報は、それぞれ各新聞の掲載面にて告知されるので、そちらで確認を。

なお、配布は手渡しではなく各所設置となり、混雑時の配布制限、スタッフの検温やマスク着用などの感染症対策を実施して行われる。



この記事のライター

STRAIGHT PRESS

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