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モノを捨てる前にまずコレ捨てて!片付けのプロ直伝「手放すために必要な3つの捨てるべき思考」

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整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。「モノが多いから部屋が片づかない、というのは分かっているのだけれど、なかなかモノを手放せない」そんなふうに悩んだことはありませんか?そう、実は片づけで一番難しいのは「モノを手放せない」ということ。なぜ、モノを手放すのが難しいか。それは、今まで生きてきた常識や考え方、モノへの執着などが心に引っかかっているからです。今回は、モノを手放す前に知っておきたい3つの手放し思考についてお話したいと思います。あなたも、この記事を読んで手放しへの心構えを整えてみませんか?

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目次

捨て思考① 常識に囚われない

空き瓶や綺麗に剥がされた包装紙、お菓子の空き缶。

実家に帰ると「なんでこんなモノとっておいてあるんだろう?」と疑問に思ってしまうようなモノを見つけることはありませんか?

それは、少し前の世代にはそういったモノが手軽に手に入る環境がなかったからです。

今では100円ショップで安価に、種類豊富なモノが手に入りますが親世代はそういったモノを気軽に手に入れられる場所がなかったので大切にとっておいてしまいます。

でも、今はもうその頃と「常識が変わった」と思いませんか?

100円ショップやファストファッションの躍進。そしてやスマホひとつで色々なことができるようになり、カメラやビデオ、電卓、ポータブルプレイヤーなどを持たない人が増えたように、「持たない」選択肢は昔よりも増えています。

昔と比べて便利な店、便利な道具、便利な洗剤も増えました。

三角コーナーや洗い桶、来客用の食器や布団、寝具の洗い替えを持たない暮らしをする人が増える一方で、「実家にもあったから」と思考停止で持ち続けてしまう人もいます。

今一度「コレって本当に必要?」と常識を疑うこともモノの手放しには大切なことです。

時代に合わせて持ち物をアップデートしていきましょう。

捨て思考② 自分を責める気持ちを捨てる

実は、モノを捨てられない人というのは、自分に厳しすぎるところがあるのです。

「これは後で使うかもしれない」とか「待てよ。意外と価値があるかもしれないぞ」などと考えてモノを手放せない。

これは、万が一捨てて後悔した時に「捨てて失敗する、という自分を許せない」という思いが根本にあります。

でも、確実な未来なんて誰にもわからないものです。

その時「これはなくても大丈夫」と判断した自分のことを否定せず、「そんなこともあるよね。未来はわからないのだから」「買い直すことになったけれど、おかげで最新の品が手に入った」などと前向きに考えてみましょう。

失敗を過度に恐れず、もっと自分に優しくなって許してあげられるようになると「捨て」へのハードルが低くなりますよ。

捨て思考③ 「モノがかわいそうだから捨てられない」という言い訳を捨てる

「捨てたらモノがかわいそう」「エコじゃない」

こちらもよく手放しのハードルとしてよく聞く言葉です。

でも、その裏には「捨てない言い訳」が隠れていることも。捨て思考②でもお話しした通り、人は失敗を恐れる気持ちがあります。

その時に上記のような言葉を無意識のうちに自分の都合の良い言い訳として使ってしまうことがあります。

また、家族などから言われるパターンもあるでしょう。確かに、モノを最後まで使い切る事や環境に配慮することは、本当に正しくて大切な事です。

でも、考えてみてください。

今、海で溺れている最中の人に「よし!では、正しい遊泳法を教えてあげよう!」と話しかけても教わっている余裕なんてないのと同じように。

今、部屋にモノが溢れて、モノの海で溺れてしまいそうになっている人に正論を押しつけてもその人が苦しくなるだけなのです。

海で溺れている人がいたら、一旦救い出して。正しい遊泳法を学ぶのはその後で、で良いのと同じように。

今、モノの海に溺れそうならば一旦、自分を救い上げる事を優先してくださいね。

モノへの愛情、環境への配慮は自分に余裕ができてからで問題ありません。「モノがかわいそうだから捨てられない」「エコじゃないから捨てられない」という言い訳は一旦、捨てましょう。

以上、モノを捨てる前に捨てたい3つの思考の手放しについてでした。

最後に、お話しを一つ。

モノを手放すことが苦手な人たちでも、手放すことに積極的になれる時期があります。それは、進級前の春休みや、引っ越し、転職などの人生の転機です。

どれも、新しい環境や生活に向かう時ですね。

つまり、「前に進もう」「環境を変えよう」「新生活の準備をしよう」という気持ちを持っている時には比較的モノを手放しやすくなります。

もし、手放しのやる気が起きない時には、自分の中で「変わりたい」という前向きな気持ちが薄かったり、新しいステージに進む事をあまり重要視していないのかもしれません。

そんな時には「私はモノを手放してこんな環境で暮らしたいんだ!」という具体的な目標を思い描いて、意識を新しい環境や生活に向けることもおすすめですよ。

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この記事のライター

Fujinao

整理収納アドバイザー

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