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今回ご紹介するのは、たっぷりの野菜と脂の少ない赤身ステーキに和風テイストのバルサミコソースでいただく、「牛肉のタリアータと雑穀米のサラダごはん」。お肉と野菜とご飯が一度にしっかり取れる、満足ボウルです。
タリアータとは、イタリア語で「切る」または「切った」という意味があります。
フライパンで表面がこんがりするまで焼き、中心はレアからミディアムレアのお肉を、薄くまたは食べやすい厚さに切り、ルッコラなどの野菜を添えた料理を一般的にタリアータと呼びます。
雑穀米に使われる穀類は、大麦をはじめ、黒米、赤米、キヌア、あわ、ひえ、きび、アマランサスなどたくさんあります。
雑穀米はヘルシーなイメージがありますが、実は白米とさほどカロリーは変わりません。ただ、栄養価が非常に高いので、美容や健康維持に効果があります。
例えば、雑穀米に欠かせない大麦(押し麦やもち麦)には、食物繊維が豊富に含まれ、便秘や肌荒れの予防に。ひえやあわには、体の細胞機能を維持するミネラル成分が含まれています。
ビタミンBやポリフェノールを含む種類も多くあるので、気になる雑穀をオリジナルでブレンドするのもおススメです。
黒米や赤米の量が多いと、炊きあがりは紫色がかったご飯になります。
牛ステーキ用もも肉 300~350g(厚さ3cm程度のもの、または同等の厚さのブロック肉でも可)
ロメインレタス 2枚
アボカド 1個
にんにく 1/2片
塩コショウ 適量
オリーブオイル 適量
くし切りレモン 2個
パルメジャーノチーズ 適量(お好みで)
Aバルサミコ酢 大さじ1
Aしょう油 小さじ2
Aみりん 小さじ2
A砂糖 小さじ1
B米 1合
B雑穀米 大さじ1~2
B水 220~240ml
・米は研いで、雑穀米と水を加えたら、炊飯器または鍋で炊いておく。(水加減は、炊飯器や雑穀の種類や量で調節して下さい。)
・肉は室温に戻したら、やや強めに塩コショウを両面に振り、オリーブオイルを塗る。そのまま15~20分置く。
① フライパンにオリーブオイルと包丁の背で潰したにんにくを入れたら火を点け、香りが出るまで中火で加熱する。
② にんにくを取り出して中強火にし、肉を入れたら1分~1分半またはこんがりするまで焼いたら、裏返してさらに1分~1分半焼く。
③ フライパンから取り出し、そのまま肉を休ませながら余熱で火を通し、肉汁を落ち着かせる。
④ 同じフライパンに、Aの材料を入れ、ひと煮立ちさせ、必要なら塩コショウ(分量外)で味を調える。
⑤ 皿に雑穀米ご飯を盛り、スライスしたアボカドとひと口大に切ったロメインレタスを乗せる。
⑥ ③を薄切りまたは好みの厚さのそぎ切りにしたら、⑤に乗せ、上から④をかけ、レモンを添えたら出来上がり。
お肉の焼き時間は厚さによって調節して下さい。焼けたら、急激に温度が下がらないような場所に置くのがポイント。焼いた時間と同じまたはそれ以上休ませます。
ちいさな粒にそれぞれの栄養がたっぷり詰まっている雑穀米と、シャキシャキ食感のロメインレタスと一緒にタリアータを楽しんでくださいね!
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この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8050
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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