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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。眉はトレンドが反映されやすいパーツ。30代の頃に親しんだメイクを引きずっていると、野暮ったく見えてしまうことが。今っぽさを出すコツは、軽やかさと毛流れにあります。今回は眉をアップデートするメイク術をご紹介します。
眉を描くとき、輪郭から描いていませんか?眉の書き方として推奨されることが少なくありませんが、輪郭が見えるきっちりとした眉は今っぽさに欠けてしまいます。
輪郭のラインと内側の色ムラが目立ったり、塗りつぶして濃くなりすぎたりと、不自然な印象にもなりやすいです。また、このメイクはペンシルとパウダーだけで仕上げており、毛流れが感じにくく平面的な印象になっています。
輪郭をとらずとも、眉をキレイに描く方法はあります。今っぽさを出しながら簡単かつキレイに仕上げてみましょう。
眉メイクをする前に、まず毛流れを整えておきましょう。このひと手間で毛流れがキレイになるだけでなく、眉毛の隙間に入り込んだベースメイクを取り除くことができ、美しい仕上がりに近づけます。
眉は基本的に下から描いていくと、キレイな形に整えやすいです。目の形に沿わせるイメージで描くと、自分に似合う形になるといわれています。目の角度と眉の角度が平行になるように意識してみてください。
ペンシルアイブロウで眉尻の下部分から1本ずつ足していくイメージで描いていきます。一番下が描けたらその上を足していきましょう。
最初の時点で全体の太さを考えておくのもポイント。眉頭がもっとも太く、眉尻がもっとも細くなるように意識しておくと、太さのバランスがとりやすいです。
使用したペンシルアイブロウは、セザンヌ「超細芯アイブロウ」03 ナチュラルブラウン(税込550円)。芯が細いため1本ずつ描き込みやすく、繊細な眉メイクを実現できます。
ナチュラルに仕上げるコツは、眉全体にパウダーをのせること。眉中にはアイブロウパレット内の中間色を使います。
眉尻にもパウダーを軽く重ね、ソフトな質感を出しておきたいところ。ペンシルのみで終えると硬質的な印象になりますが、パウダーを重ねることでやわらかさが生まれます。
使用したアイブロウパウダーは、キャンメイク「パーフェクトマルチアイズ」07 ウィークエンドオランジュ(税込858円)。肌になじみやすい軽やかなオレンジブラウンです。
ここではDを眉中〜眉尻に。ちなみに、今回のメイクではアイシャドウ・アイブロウの両用で使用しています。
眉頭には明るい色のパウダーを薄くのせます。眉頭を濃くすると野暮ったくなるため、ふんわりとした質感を添えるイメージで十分です。
眉頭側は太さを出しつつも色は淡く。眉尻側は細くしつつ色は濃く。このように色と太さのバランスをとることで、理想の眉に近づけます。眉頭の色は、ウィークエンドオランジュのAとBを混ぜてみました。
眉に今っぽさを出すコツは、毛流れと軽やかさを意識すること。眉マスカラを使うことで、その両方を演出できます。
眉頭は逆毛を立てるイメージで一度立たせて。その後、毛流れを整えるように眉尻まで塗っていきます。このような塗り方をすることによって色がつきやすくなり、立体感も高まるでしょう。
使用した眉マスカラは、セルヴォーク「インディケイト アイブロウマスカラ」01 パーシモン(税込3,080円 ※画像は限定パッケージ)。ヘルシーで毛流れのある眉が長時間続きます。
眉メイクは部位に適したアイテムを使い分けることで、理想の色や質感に近づきやすくなります。ペンシル・パウダー・眉マスカラを活用して、眉メイクをアップデートしてみませんか?
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1818
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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