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こども部屋の棚

探し物をしてると失くなるものって?!プロが教える「探し物ゼロの部屋」にする4つのステップ

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毎日毎日、片づけや探し物に追われてうんざり。どうやったらこんな状態から抜け出すことができるんだろう?そう考えたことはありませんか?今回は片づけのプロ、整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)が探し物がなくなる部屋作りのコツをお届けします。

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目次

探し物に追われていると失うもの

忙しい毎日の中で「時間があったらやりたいこと」をいっぱい抱えていませんか?

本を読んだり、散歩に出かけたり。もっと部屋を綺麗に掃除したいし、ベッドメイクまでするような時間と心のゆとりが欲しい…。1日は24時間しかないけれどもっと時間が欲しい!

そう思ったら、お部屋を片づけてみるのがおすすめです。

実は、日本人は平均して月に76分探し物に費やしているというデータがあります(ZIPPO社調べ)。月に1時間以上を探し物に費やしているなんて、考えただけで悲しくなってしまいますね。

でも、逆に言えば部屋が片づいているだけで探し物に費やす時間が減り、自由な時間が増えることになります!

それだけではなく、探し物がなくなると「あれがなかったらどうしよう」という不安感を抱えて過ごす時間もなくなります。

「見つからなかったから同じモノを買い直した」などという金銭的損失もなくなりますね。

このように、探し物に追われる暮らしは「時間」「精神的」「金銭的」損失が大きいのです。

探し物ゼロの部屋作りステップ①減らす

整理収納アドバイザー 収納術

では、どうしたら探し物がない部屋になるのか?

片づけが苦手な方は「沢山の収納グッズや複雑な収納技術が必要なんですよね?」と思われることが多いのですが、実はこれは大きな間違い。

物がない快適な部屋を作る1番のポイントはまず、自分の管理できる量まで持ち物を減らすことなんです。

人が記憶できる範囲なんて実はとても限られています。

いくら便利な道具を使って収納を整えても、モノが多すぎるといつまで経っても探し物はなくなりません。

ですからまずは「絶対に必要!」という道具以外を手放し、片づけと探し物のハードルを下げるのが一番大切なポイント。

便利な収納グッズやあっと驚くような収納技はモノの取捨選択が完全に終わるまで出番はありません。

探し物ゼロの部屋作りステップ②仕分け

整理収納アドバイザー 収納術

収納の中にあった、ガラクタや不要になった品を取り除いたら、次はステップ②です。ここからは整理収納のプロがお客様の家で発揮する技術をお伝えしていきますよ。

まずは便利な収納グッズを用意する…ではなくて、最初はとにかくモノの仕分けを行います。

①モノの仲間(種類)

②使用頻度

③使用目的

この3つに沿って、モノを徹底的に仕分けします。

例えばマスクの場合。以前購入した布マスクや試供品でもらった個包装のマスクなどがあちこちから出てくることがあると思います

そんな時は「マスクコーナー」を設けて一箇所で管理します。

モノの置き場所を考える時には「これは何の仲間かな?」と考えて仲間を集めて収納するようにしましょう。

例えばマスクにつけるアクセサリーやスプレーを持っている場合は「マスクの仲間」として近くに収納するのが良いですね。

出番は少ないけれど、スポーツする時用のマスクがある時にはマスクの仲間の中でも「使用頻度が低いグループ」でまとめます。

お友達とランチに行く時に持って行くマスクケースと消毒スプレーのセットがある、という場合「使用目的が同じグループ」としてまとめておくとサッと持ち出すことができますね!

探し物ゼロの部屋作りステップ③収納

整理収納アドバイザー 収納術

さぁ、モノの仕分けが終わればいよいよ収納です。

ここでのポイントはとにかく「上からパッとみてすぐにわかる収納にする」ということ!

極力、モノは立てて収納するようにするようにしましょう。重ねる収納は地層のようになってしまい、下のモノが取り出せなくなることが多いからです。

収納は「重ねず立てて収納する」が基本ルールだと考えてくださいね。

立てているモノが崩れてきてしまう場合は、ケースやブックエンドなどを使って倒れないように工夫しましょう。

重ねて収納して良いのは、同じ種類のお皿やティッシュのストックなど。

収納の基本は「立てる」これだけ覚えておきましょう!

探し物ゼロの部屋作りステップ④戻す習慣作り

整理収納アドバイザー 収納術

最後のステップは「戻す習慣をつける」こと。

いくら収納の中がわかりやすく整理されていても、使ったモノが元の位置に戻らなければ探し物はなくなりません。

「戻す」習慣をつけるためには、こまめにリセットタイムをとることが大事です。例えば、1日の中で外出前と寝る前は部屋をリセットすると決めるなど。

また、作業の合間、一息つく時に軽く部屋を片づけるなど「片づけを溜め込まない」「片づけるタイミングを決めておく」のがおすすめ。

人は、習慣化するまで3週間かかると言われていますので3週間は諦めずに続けてみてくださいね。

ふとしたタイミングで体が自然に動いてお部屋のリセットを行うようになれば、もう探し物に悩まされることはないでしょう。

4つを大事にして「探し物ゼロ!」な部屋に

いかがでしたでしょうか?

探し物がない部屋にするためには「モノを管理できる量まで減らす」「仲間ごとに集めて仕分けをする」「一目で見つけられるよう立てて収納する」「使ったら戻す習慣をつける」の4つが大切です。

ぜひこの4ステップを試して「探し物ゼロ!」なお部屋を手に入れてくださいね。

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした。



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この記事のライター

整理収納アドバイザー

Fujinao

モノが少ない暮らしの気楽さに魅了されてしまった元転勤族。Instagramはフォロワー9.5万人超。数百軒の片付けに立ち会った経験から生み出される「お片付けの神解説がスゴイ!!!」と話題に。人生を前向きに変える片付けの力をインスタで発信中。

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