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夏の暑い日は髪を上げたくなる事が多いと思います。でも、ヘアアレンジが苦手な方はどのようにしたらいいのか分からない…なんてことも。ご安心ください、ヘアアレンジが苦手な方でも少しのコツで簡単に可愛く髪を上げる事が出来ます。今回は簡単に出来る夏のまとめ髪をご紹介したいと思います。
夏は単純に暑いので涼しくする為に髪の毛をまとめると思いますが、それ以外にも理由があります。それはファッションです。
夏のファッションは首回りが大きく開いたファッションや、ノースリーブ、オフショルダーなど、肌の露出が増えます。その時に首元の隠れるダウンスタイルではせっかくの清涼感ファッションが台無しになってしまいます。
スッキリと髪の毛をまとめて首元を出した方がより夏らしく爽やかな印象を持たせる事が出来ます。
髪の毛を可愛くアレンジするにはまずら下ごしらえが必要です。あらかじめコテやアイロンで柔らかく巻いておく事が大切。
特に頭の表面の髪の毛は細かめに巻いておくと仕上がりに立体感が生まれます。
コテやアイロンの温度は夏のダメージが進まないように、160度から180度の間で設定しておくとダメージが極端に進む事はありません。
プロセスをご紹介します。
① 後ろの髪の毛を2束つかみゴムで縛ります。この時の髪の毛は最後に奥行きを出すポイントになりますので、頭の形を考えながら適量を結んで下さい。
② サイドの髪の毛も先程縛った髪の毛のすぐ上でゴムで縛ります。この時に前髪が長い方は少量の前髪を残しておいて下さい。前髪がない方は顔周りの髪の毛を少量残して後れ毛を作っておくとよりカジュアルな感じに仕上がります。
③ 残った襟足の髪の毛を両サイドから真ん中のゴムの位置まで持ってきて、ゴムで縛ります。この時点で全ての髪の毛が結んである状態にします。
④ 全体を網目に沿って程よく崩していきます。特に奥行きの欲しい後頭部の髪の毛は大袈裟に引き出して頭の形がよく見えるようにして下さい。
⑤ 最後にそれぞれのゴムの部分に飾りを付け、前髪や後れ毛をコテやアイロンで巻いたら完成です。飾りがない場合は全体を飾りゴムやシュシュなどで全てのゴムをひとまとめにすると良いと思います。
ただ普通に1つ結びをするだけでは立体的なヘアアレンジを作る事が出来ません。今回ご紹介したようにパーツを細かく分けて結んでいくとよりお洒落で立体的なヘアアレンジを作る事が出来ます。
髪飾りも夏の雰囲気に合わせた明るめのものを用意して、ファッションとリンクさせて下さい。
全体の質感を調整する最後の崩しもなるべくルーズに柔らかくすると夏らしい空気感のあるヘアアレンジが完成します。
夏にぴったりのヘアアレンジをご紹介させて頂きました。季節に合わせたヘアスタイルを楽しみながらファッションともリンクさせて選んでいくと、お洒落はもっと楽しくなると思います。
夏をめいっぱい楽しむ為に少しずつ練習してみて下さいね。
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この記事のライター
野澤琢眞
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三重県内の美容室に11年勤務した後、現在は美容専門学校の教員をしながら直営サロンでスタイリスト業務も行う。美容学生に向けて発信したInstagramのヘアアレンジ動画が分かりやすいと人気となり1年で10万フォロワーを達成。2017年「次世代インフルエンサー美容師」全国1位を獲得する。学校外でも若手美容師の為のヘアアレンジセミナーを開講し活躍の場を広げている。
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