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料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。いちごがたくさん出回る季節になりましたね。この時期はいろんな品種のいちごが安価で手に入るので、『いちごミルクの素』を手作りしてみませんか?おやつの時間が楽しみになりますよ♪
冬から初夏にかけて、いろんな品種のいちごがスーパーに並んでいますが、特に春は価格も安定し、安価で手に入ります。こんな時期にぜひ手作りして欲しいのが、『いちごミルクの素』。
久世福商品で人気の商品なので、ご存知の方も多いと思いますが、この『いちごミルクの素』は、実は、材料2つでとっても簡単に手作り出来ちゃうんです!使う材料は、いちごとグラニュー糖のみ。レモン汁が要らない分、ジャムより食材が少ないですね。
作り方も、レモン汁を入れる所を省いたジャムと同じ。洗ってヘタを落としたいちごにグラニュー糖をまぶし、水分が浮いてきたらアクをすくって煮詰めるだけ。いちごは煮詰める時に潰しちゃうから、形の不揃いないちごでも十分美味しく作れますよ。
いちご 200g
グラニュー糖 60g
※いちごの量に対して、30%のグラニュー糖を使用します。いちごが500gなら、グラニュー糖は150gになります。
① いちごは洗って水分を拭き取り、ヘタを落として鍋に入れ、グラニュー糖を加えて全体にまぶし、水分が浮いてくるまで15〜30程置いておきます。
② ①を火にかけ、沸騰したら弱火にして、浮いてきたアクを小まめに取り除きます。
③ いちごが柔らかくなったらゴムベラで潰しながらゆるくとろみが付くまで煮詰めます。冷めたら硬くなるので、ジャムよりちょっとゆるいかな?くらいの濃度で大丈夫です。
④ ③が熱いうちに、煮沸消毒した保存瓶に移し、冷めたらフタをして冷蔵庫で保存します。
⑤ 出来上がったいちごミルクの素は、グラスに入れて5倍くらいの牛乳を注ぎ、混ぜて飲みます。
いちご本来の旬は春。露地物は3〜4月の春初旬から中旬にかけてが、もっとも香りがよく、しっかりと熟して食べ頃を迎える時期です。購入する時は、色付きがよく、ヘタが萎びてない、ハリとツヤのあるものを選びましょう。
いちごはビタミンCが豊富で美肌効果や風邪予防が期待できます。また、貧血予防が期待できる葉酸も多く含まれています。
4月は、こいのか、さちのか、ゆめのか、チーバベリー、おいCーベリー、おぜあかりんなどの品種のいちごが出回っていますよ!
『いちごミルクの素』は、冷蔵庫で1週間程日持ちしますので、いちごの安売りの時や、形の不揃いで安価ないちごを見つけたら、ぜひ多めに作って冷蔵庫に常備して下さい。冷たい牛乳を注ぐだけで、美味しいいちごミルクが楽しめますよ〜♪
うちの息子も大好きで、これを作っておくと、あっという間になくなってしまい、常備にならないくらいです。
いちごが旬の今時期にオススメの、この久世福商店でも人気の『いちごミルクの素』を手作りして、冷蔵庫に常備しておいてはいかがでしょうか?
この記事のライター
野菜ソムリエ
sachi
19835
料理研究家・野菜ソムリエ・料理ブロガー(LINE公式ブロガー)・クックパッドレシピエール。レシピ開発、メディア出演・掲載など。健康的で体にもお財布にも優しい、簡単に作れるお料理をブログにて紹介しています。
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