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メイク講師のSAKIです。今まで特にこだわりがなく、なんとなく…でメイクを済ませていた方、もしかすると、そのメイクのやり方ちょっと間違ってるかも?なんとなく綺麗な形を意識して眉を描いている、トレンドのワントーンメイクをなんとなく試してみる、アイライナーを目の形に沿ってなんとなくの感覚で引いている…。「なんとなく」サマになっているようであっても、少しの工夫でグッとワンランク上のメイクに仕上がるかもしれません。今回は、見落としがちな失敗メイクとその解決策をご紹介します!
雑誌やSNSで眉メイクをぱっとみた時、眉の形や太さは目につきやすく意識しやすい部分ですが、もう1つ意識して欲しいのは「眉のグラデーション」。
眉の濃さは好みやその日のメイクのバランスに合わせる必要があるので、濃淡の間違いは特にありません。ですが、どんな眉メイクにも共通するのはグラデーションです。
基本的には、眉尻が濃く、眉頭にいくにつれ淡くなっていくのが正解です。眉頭から眉尻まで一定の濃さだと立体感がなくなり、メリハリのない失敗メイクに!
眉の形はアイブロウペンシルで整え、パウダーで色や質感、そしてグラデーションを整えます。まずは眉尻から濃いパウダーを馴染ませ、ブラシに残ったパウダーを徐々に眉頭側にぼかしていきます。眉頭には、ほとんど何もついてないぐらい薄く仕上げましょう。もし濃くついてしまった場合は、スクリューブラシでボカしましょう。
眉頭が濃いと、それだけで眉の主張が強くなりすぎるので注意が必要です。
今、単色アイシャドウや「ワントーンメイク」というアイメイクが流行っています。例えば一般的な4色のアイシャドウパレットは、色と色の境目を意識してグラデーションを作るかと思いますが、単色アイシャドウだと1色だから…と境目をボカすのを疎かにしてしまう方も多いようです。
単色アイシャドウでもワントーンメイクでも、色と肌色の境目もしっかりボカさないと目の形が不自然に見えます。
境目をボカす際は、アイシャドウを馴染ませたブラシを一旦ティッシュで拭き取り、何もついていないブラシで境目をなぞるのがおすすめです。指でボカすのももちろんいいのですが、圧が入りすぎて境目が消えてしまったり、ファンデーションがヨレてしまったりする可能性があります。ブラシで優しく撫でるようにボカし自然な立体感をプラスしましょう!
ここでフォーカスするのは「ペンシルアイライナー」。リキッドアイライナー、ペンシルアイライナーどちらも気分に合わせて使い分ける方もいらっしゃるでしょう。
ペンシルアイライナーは、リキッドアイライナーと違い線をボカすことができるので、失敗しても綺麗にごまかすことができます。一方でリキッドよりペンシルの方が難しいのが「目尻のスッとしたライン」です。
ペンシルだとどうしてもボテっと線が途切れたような失敗ラインになりがちです。それだと横顔の美しさが半減してしまうので、細かいパーツですがこだわる必要があります。
ペンシルアイライナーのボテっとした線は、「アイライナーブラシ」もしくは「アイシャドウチップの先端」を使って解消しましょう。
まずはアイライナーを目幅まで引いていきます。そのまま乾かないうちに、アイライナーブラシかチップの先端でこめかみ側に引き伸ばしていきます。こうすることでリキッドアイライナーで引いたようなスッとしたラインを描くことができるので、ぜひ試してみてくださいね。
いかがでしたか?
特に眉やアイライナーは難しいと言われるパーツです。何度か繰り返し慣れていく必要がありますが、これまでより一層垢抜けた美しいメイクが完成するはずです。
ぜひこの記事を参考に、普段の自分のメイクに取り入れてみてくださいね!
この記事のライター
コスメコンシェルジュインストラクター
SAKI
972
コスメコンシェルジュインストラクター資格保持。メイク講師、フリーの美容ライターとして活動しています。アイメイクアイテムを中心にプチプラからデパコスまで幅広い新作コスメレポや、お悩み別メイクアップ方法などさまざまなコスメの魅力をお伝えしていきたいと思います!
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