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整理収納アドバイザーのmaikoです。片付けや収納の悩みは人それぞれですが、その中でも、多くの人に共通する悩みごとも。今回は、整理収納アドバイザーとして活動する筆者が「片付けや収納について悩む人からよく相談されること」をご紹介します。
片付けられないと悩む人の多くは、「モノは減らしたいけれど、もったいなくて捨てられない」と口にします。確かにモノを捨てるのはもったいないですよね。まだ使えるモノや高かったモノに対して、そう思ってしまうのも無理はありません。
しかし「片付けたい、モノを減らしたい」と思っていることも事実。そんな時には、どうして「片付けたい、モノを減らしたい」と思っているのかを改めて考えてみてください。
捨てるのはもったいないと思っているけれど、使っていないモノに場所を取られていること、モノが多くて手間をとられていることに、ストレスを感じているのではないでしょうか。
「暮らしのストレスをできるだけ少なくしたい」というのは誰もが思うこと。モノが多いことで、暮らしにストレスを感じてしまってはもったいないですよね。
モノを捨てることも、モノが多くてストレスがあるのも、どちらも同じ「もったいない」。暮らしを快適にするには、どうしたらいいでしょうか。
また、モノを手放す方法は捨てるだけではありません。まだ使えるモノは、譲る、寄付する、売るなどの方法を上手に活用すると、モノもその後に活用してもらえることになり、もったいないと思わなくてもすみそうです。
片付けや収納に悩む人の多くは、本やSNSを参考にするなどしています。しかし、収納上手の人のマネをしているはずなのに、なぜかうまくいかないと悩む人も。
その理由のひとつは、自分に合った収納方法が、必ずしも人と同じになるとは限らないということ。収納方法の正解はひとつだけではありません。収納上手な人と収納下手な人に合う収納方法は、それぞれ違っても不思議ではありません。
また、収納の見た目にこだわりすぎて、失敗してしまうといったパターンも。本やSNSで見る収納は、整った見た目に魅力を感じますが、表面的なことだけマネをしてもうまくはいきません。
見た目だけに気を取られて、使い勝手が二の次にならないように気をつけるのと同時に、モノの持ち方、選び方が収納の根本にあることも気に留めてみてください。
片付けたいと思う人が失敗するパターンのひとつに、収納アイテムを最初に買ってしまうといったことがあります。
「さぁやるぞ!」という気持ちとともに収納アイテムを購入したい気持ちはわかりますが、片付けのスタートは、必要なモノと不要なモノに仕分けるところから。
すべてのモノを仕分けして、種類やジャンル、使用頻度などを考慮して収納場所を決めてから、はじめて収納アイテムを検討する段階になります。また、収納するモノや置く場所に合わせて、サイズや素材なども考えないといけません。
収納アイテムは、「これさえ買っておけば間違いなし!」といったオールマイティーなものがあるわけではありません。きちんとモノの整理をしてから、収納するモノや場所に合った収納アイテムを選びましょう。
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maiko
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整理収納アドバイザー。「自分らしく、ラクに、ほどよい暮らしを。そう、シンプルに。」“暮らすこと”を楽しむための、ラクに整う暮らしのススメを発信します。自宅レッスン、出張片付けサービス、リノベーション収納プランサポート、コラム執筆など、札幌を拠点に活動中。
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