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コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。久しぶりにマスクをとって生活できるようになったコロナ禍明けの2023年。モードシーズンともいわれる秋冬は、春夏よりもっとメイクが楽しめそうです。そこで今回は、一重・奥二重・二重さんの目の形別に、2023年秋の正解アイメイクをご提案します。
2022年までの数年は、マスクを付けた状態でも華やかさをまとえるような、大粒ラメや特徴的なアイラインで彩るアイメイクの人気が高まっていました。そして2023年は、マスクを外した状態での美しさ、つまり顔全体のバランスを考えてちょうどいい感覚のアイメイクが注目を集めています。
多くのアイシャドウパレットがリニューアルされ、進化したやわらかなテクスチャーと多様化した新質感で彩る繊細なグラデーションがトレンドアイメイクとして話題に上っています。
注目は、ヌードカラーや細かいパールの入った柔らかなベージュピンク。さらに、ファッションでも2023年トレンドカラーとして注目を集めるレッドも、アイシャドウカラーとして人気が高くなっています。
また、大粒ラメが主流だった2022年までとは違い、細かいラメやパールの濡れたようなツヤが人気です。
2023年秋に人気のブラウン系・ヌード系のアイシャドウでグラデーションを作ることで、一重さんだからこその立体感メイクが楽しめます。
ただし、人気の細かいラメやパール感のあるカラーをまぶた全体に乗せると腫れぼったく見えてしまうので、必ず濃いマットな締め色が入っているパレットをチョイスしてくださいね。
濃い色を目のキワに塗って、ぼかすように透け感のあるベージュブラウンを重ねて陰影を彩ると今っぽいアイメイクになります。
① まぶたのキワ(A)にマットブラウンの締め色を塗る。
② 透けブラウンをアイホール(B)に薄くぼかす。
③ ②の上にピンクベージュをのせて明るさをオン。
④ ②の透けブラウンを下まぶた(C)に塗る。
⑤ 下まぶたの目頭から黒目まで(D)細かいラメを塗って光の立体感を。
まぶたに塗ったアイシャドウの色が隠れてしまう奥二重さん。ご自分では、ちょっといやだと感じているかもしれませんね。
でも例えば今年トレンドのレッドなど、インパクトのある色をメインカラーとして塗っても嫌味にならならのが奥二重さんの強みでもあるのでぜひ挑戦してみて!
レッドは引き締め効果もあるので、マットよりも少し透け感とツヤっぽさのある色を選んで、まぶたが透けるイメージでぼかしていくときれいです。
① 透明感のある赤みアイシャドウを二重幅より広め(A)に塗る。(目安としては、アイシャドウパレットの中間色に、ハイライトカラーをブレンドさせた加減が奥二重さんにちょうどいい発色)
② 締め色は塗らず、ブラウンのアイラインを引く。目じりを跳ね上げて少し長めに引くのが◎(B)。
③ 下まぶた(C)にも①のアイシャドウを塗る。細かいラメを下まぶたの目頭から黒目まで(D)重ねる。
二重さんならではの、繊細な立体感グラデーションメイクが楽しめそうなこの秋。
おすすめは、ヌード系のアイシャドウパレット。新作に多く見られるきれい色を組み合わせて作るグラデーションや、ピンク系&ベージュの透け感のある色を重ねて軽やかさをプラスした微妙なグラデーションがおすすめです。
ツヤ感のある薄い色を塗り重ねたり、混ぜ合わせたりすることで作られる繊細な陰影を楽しんで。
① まぶた全体(A)に、ほのかなパール感のある明るいピンク系ベースカラーを塗る。
② ツヤ感のあるベージュをアイホール全体(B)と下まぶたに塗る。
③ 二重幅の内側(C)に明るめのブラウンを塗る。
④ ①の色と②の色をあわせて下まぶた(D)に塗る。
⑤ 下まぶたの真ん中(E)に繊細なラメを重ねる。
一重・奥二重・二重さんの目の形別でこんなにちがう♡2023年秋の正解アイメイクをご紹介しました。
とにかく多くのアイシャドウパレットがリニューアルならびに新発売され、目移りしてしまいそうな2023年の秋。目の特徴にあったメイク法にぴったりの色を選んで、今年の秋らしいアイメイクを楽しんでくださいね!
イラスト:suzuka(イラストレーターの詳細は筆者のプロフィールページ参照)
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
4001
美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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