「星のや京都」冬の嵐山の絶景を眺めてこたつでぬくぬく♡貸し切り屋形舟を楽しむ贅沢旅

オリジナルこたつが客室に

出典：星のや京都

京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」にて、冬の静かな奥嵐山でゆったりと過ごす「山眠る冬ごもり滞在」が今年も開催されます。

冬には水墨画のような凛とした風景を楽しめる風光明媚な場所・嵐山。かつて平安貴族はこの地に別荘を構え、四季の渓谷の風景を愛でながら舟遊びを行っていました。源氏物語には、公私ともにゆったり過ごす冬に薫物（たきもの）を合わせで香りに興じていたという描写もあります。

平安貴族のように、喧騒から離れた冬の奥嵐山でせわしない日常を忘れてリラックスできるプランが「山眠る冬ごもり滞在」です。期間は2023年12月15日〜2024年3月10日まで。

出典：星のや京都

今年はよりゆったりと過ごせるプランへと進化しました。客室には、オリジナルのこたつが備えられます。こたつ布団は、平安貴族にも縁の深い襲（かさね）の色目の「初雪の襲」の色合わせを参考にして仕立てられています。こたつに入りながら、冬の香りを調合する練香づくり、特別夕食や特別朝食を楽しめるんです♡

また、本プログラムは14時のレイトチェックアウトができるので、出発まで時間を気にせずに過ごせます。額縁に切り取られたような冬の小倉山や大堰川（おおいがわ）の景色を楽しみながら、リラックスして過ごしてください！

身体を温める特別な夕朝食

出典：星のや京都

特別夕食は、冬の味覚を堪能する会席料理。先付には、白子と菊菜を酢橘や紅葉卸などでさっぱりと合わせた一品や、鯛と蕪を糀（こうじ）で合わせ柚子の香りを利かせた一品が用意されています。

口取りには、ぐじ、車海老、ふくをはじめとした冬の味覚をさまざまな方法で楽しめる品々が勢揃い。冬に身体を温める湯豆腐や、「のどぐろ」と呼ばれる赤むつと黒むつを贅沢に使用したご飯も味わえます。

出典：星のや京都

翌日は、冬の野菜と鶏つくねを白味噌仕立ての出汁で味わう特別朝食から一日が始まります。

京都の冬に欠かせない白味噌はまったりとしていて甘みがあり、冷え込む朝に身体を温められること間違いなしです！冬の凛とした渓谷の風景を眺めながら、客室でゆったりと食事を味わえますよ。

平安貴族さながらの舟遊び

出典：星のや京都

朝食後には、星のや京都の目の前を流れる大堰川で雅な屋形舟「翡翠」を貸し切り、冬の香りの練香を焚きしめながら、スタッフが点てるお茶と季節の和菓子を楽しみます。

全面を窓に囲まれた屋形舟「翡翠」に乗り、水墨画のような冬の渓谷の風景を眺めながら、静かにお茶を味わいます。かつて四季の渓谷の風景を愛でながら舟遊びに興じた平安貴族さながらの時間を楽しめるひとときです♡

出典：星のや京都

「山眠る冬ごもり滞在」は15時〜翌12時まで（14時レイトチェックアウト無料対応）。料金は1名11万4,000円、2名で15万2,000円（いずれも税・サービス料込、宿泊料別）。料金にはこたつの貸し出し、練香づくり、特別夕食、特別朝食、雅な屋形舟「翡翠」の貸し切り、抹茶、和菓子が含まれています。

定員は1日1組（1〜2名）で、公式サイトにて7日前までの予約が必要です。

せわしない日常を送っている方は、冬の嵐山でゆったりとした時間を過ごしませんか？

「星のや京都」基本データ

出典：星のや京都

＜住所＞〒616-0007　京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2
＜TEL＞050-3134-8091（星のや総合予約）
＜客室数＞25室
＜アクセス＞阪急嵐山駅より徒歩約10分、京都南ICより車で約30分

※2023年11月時点の情報です。詳細は、「星のや京都」の公式サイトにてご確認ください。

文：岡村幸治