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美容ライターの遠藤幸子です。急いでいるときに限ってメイクを失敗してしまい、困った…という経験がありませんか?そんなときは、焦れば焦るほどうまくいかなくなってしまいがち。一旦気持ちを落ち着かせてから、冷静に対処することが大切です。今回は、メイクを失敗したときのやり直しの方法を紹介します。
最も失敗しやすいといっても過言ではないのが、アイライン。手がブレてラインがガタガタになったり、描く場所を間違えて左右対称にならなかったりするなど失敗例は数知れず。
そんなときは、すぐに失敗したアイラインに触れたくなります。しかし、乾いていないうちに触れると、特にリキッドの場合アイラインの液が広範囲に広がるなど大惨事になる恐れがあります。
そのため、一旦アイラインが乾くのを待ちましょう。そして、乾くまで違うパーツのメイクをすると、気持ちを落ち着かせることもできて一石二鳥です。
アイラインが乾いたら、ガタガタの場合にはアイラインと似た色のアイシャドウを細いチップに取り、アイラインの部分を同じ細さでなぞっていきましょう。そうすると、ガタガタをカモフラージュできます。
描く場所が間違っていて一旦消して描き直したい場合は、綿棒に液が垂れない程度にクレンジングウォーターか乳液を含ませ、失敗した箇所だけ優しく拭き取ります。
その後アイシャドウーベースかファンデーションを塗り、軽くティッシュオフしましょう。それから、フェイスパウダーを重ね、消した部分のアイラインを慎重に描きましょう。
マスカラの液がたっぷりとまつ毛につき、ダマダマになってしまったときや、まつ毛同士がくっついてしまったときは、マスカラコームの出番。
やさしくゆっくりとまつ毛をとかし、余計な液を取りつつ、まつ毛1本1本を独立させましょう。
マスカラコームを持っていない人は、眉毛に使うスクリューブラシで代用してもOKです。
チークが濃くつきすぎる、片側のチークのほうが濃くなってしまい両頬の色調整をしたいといったときには、ファンデーションが少量着いたパフやスポンジの出番。
やさしくタッピングする要領でチークの発色を調整しましょう。
特に直塗りしているとき、リップが唇からはみ出してしまうことがあるのではないでしょうか。そんなときは指で拭ったりせずに、一旦軽くティッシュで押さえましょう。
そして、綿棒に液が垂れない程度にクレンジングウォーターか乳液を含ませ、やさしく拭き取りましょう。その後ファンデーション、もしくは、コンシーラーで唇の輪郭を整え、リップを塗り直しましょう。
いかがでしたか。メイクが失敗してしまっても、慌ててクレンジングしてすべて落とす必要はありません。
失敗状況に応じて冷静に対処すれば、それほど時間も手間もかからずにお直しできます。ぜひ参考にしてください。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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