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美容ライターの遠藤幸子です。年齢を重ねていくと、たるみやシワ、ほうれい線などの肌悩みが増えてきます。スキンケアなどでアプローチしつつも、メイクでしっかりとカバーしたいところです。今回は、40代さんのお悩みを根こそぎ解消するメイクを紹介します。
シワにも種類がありますが、乾燥小ジワ対策としてあらかじめ十分に肌を保湿することから始めましょう。
シワを目立たなくさせるには、凹凸を埋める必要があります。
用意するのは、毛穴やシワなどの凹凸をカバーする、下記のような部分用下地。
セザンヌ「毛穴レスコンシーラー」(税込価格715円)
ヨレや崩れを防ぐために少量手に取り、少しずつ溝に塗りこみ肌をフラットな状態に整えましょう。
次に重ねる全顔用の化粧下地は、ツヤのあるものを選ぶのがポイント。
肌にうるおいとハリが出たように見え、シワっぽさをカモフラージュできます。
セルヴォーク「エンハンスメント カラー プライマー 03 シャンパンベージュ」(税込価格4,180円)
ただし、パールやラメが入ったものはシワや毛穴を悪目立ちさせる可能性があります。
そういったものが含まれていないものか、含まれていても粒子が細かいものを選ぶことをおすすめします。
顔の印象を大きく変える肌悩みといえば、たるみ。
頬の位置が下がった、まぶたが重い、顔の下半分が長くなった気がする…、と感じたら顔のたるみが進行しているサインと考えましょう。
頬の位置を少し高めに見せることでたるみを解消することができます。
頬の下に影を作り、頬の位置を高めに見せましょう。
必要となるのは、下記のようなスティックタイプのシェーディングです。
スキューズ ミー「ミゼルエディ コガオシェードペン 02」(税込価格1,320円)
シェーディングで頬の下部に短い線を入れていきます。
それを指やパフなどでよくのばし、入れているのがわからない程度になじませましょう。さらに、チークは笑ったときの頬のトップより気持ち高めの位置に入れましょう。
このほか、中顔面を短縮するメイクを行うことで、たるみによって間延びした印象を変えることができます。
下まぶたにメイクをする、チークの広めに塗る、リップをオーバー気味に塗るといったことも中顔面を短縮するメイクに繋がります。
ほうれい線は、あるだけで老けて見えるエイジングサインのひとつ。
メイクでうまくカモフラージュするだけで顔の印象が変わる可能性を秘めています。
ほうれい線をカモフラージュするには、小鼻の影を消すこと。
そして、ほうれい線をなぞるようにではなく、ほうれい線に垂直になるように短い線をいくつか描くこと。
そうすることでほうれい線の起点の影を消し、ほうれい線を明るさで飛ばしてカモフラージュすることができます。
ただし、使用するコンシーラーは下記のようにストレッチ性に優れていることが大事なポイントになります。
というのも、口の周辺は動きが出る部分なのでひび割れるのを防ぐ必要があるからです。
ザ・セム「カバーパーフェクション チップコンシーラー 1.5 ナチュラルベージュ」(税込価格790円)
少し面倒に思えることでも、ひとつひとつの工程を丁寧に行うことでベースメイクの仕上がりは驚くほど変わる可能性があります。
ぜひ参考にしていただき、40代さんのお悩みを根こそぎ解消するメイクで若々しい印象の肌に仕上げましょう。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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