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整理収納アドバイザーむらさきすいこです。皆さんが日々暮らしていて、「ここに収納があったらな…」と思ったことはありませんか?今回は、そんなお悩み解決のヒントになる「片付けのプロが実践している隙間の収納術」を3つお伝えします。
冷蔵庫横の隙間は、10cmあれば収納ラックの選択肢が増えて有効に活用しやすいです。
しかし、筆者宅では冷蔵庫横の隙間が狭く、収納ラックを置くことができません。そこで、この隙間を少しでも便利に使いこなすために工夫をしています。
冷蔵庫の正面に貼ると目立ちやすくゴチャついた印象になりやすい「ゴミ分別表」や取っておきたい「クーポンやチラシ」など。
これらをまとめてマグネットクリップに挟んで、隙間にペタリ。
しっかり視線に入るので存在を忘れることもなく、隙間に貼っているから目立ちにくくなります。
その他には、置き場所に困りがちな「トレー」や「ランチョンマット」の収納にもおすすめ。狭い隙間でも大きなトレーが収納できます。
筆者宅で使用しているのは、山崎実業「tower マグネットキッチントレーホルダー」。
オーブンの天板もホールドできるほど頑丈なのでイチオシです。
また、Seriaの「マグネットポケット」を隙間に貼り付けて、ハサミとペンを収納。
ハサミは、パッケージを開封したい時にサッと取り出せて便利。ペンは、ちょっとしたメモ書きや、冷蔵庫内の賞味期限が近い食品に期限を書き込むのに使っています。
※冷蔵庫の側面の活用を推奨していない機種もありますので、取扱説明書でご確認ください。
洗濯機横の隙間も、ぜひ活用したいところ。
筆者宅では、洗濯機横の隙間に山崎実業「tower 伸縮洗濯機排水口上ラック」を設置しています。ラックの上に、スリムタイプの収納引き出しを置けば収納力がグンとアップ!
さらにはゴミ箱や洗剤など住まいと暮らし方に合わせて活用法はさまざまです。
筆者宅では、髪の毛やホコリで散らかりやすい洗面所専用の掃除アイテムを収納しています。フローリングワイパーとシートをセットしているので、サッと掃除ができていつでもキレイを保てることができています。
その他にも、バラバラになりがちなハンガーをまとめて収納するのもおすすめです。
意外と盲点なのがテレビボード背面の隙間。筆者宅ではテレビボードを壁にぴったり付けず、隙間を収納場所として活用しています。
例えば、リビングルームに設置している室内干し。日頃は出しっぱなしにすることが多いですが、来客時やスッキリさせたい時には、しまうようにしています。
収納する場所はすぐ近くのテレビボード背面の隙間。動線が短くて済んで、とても便利です。
その他に、ステップ台を隙間に収納しています。ハンギングしている観葉植物のお手入れをする時や、カーテンの洗濯、照明器具の掃除をする際にサッと取り出せて便利です。
テレビボードの背面はホコリっぽくなりやすい場所ですよね。コードを整理してこまめに掃除をすれば、リビングルームでよく使う物を隙間に収納できてとても便利な場所です。
いかがでしたか?
改めて住まいを見回してみると、意外と隙間が多くて驚くかもしれません。「ここに収納があったら〇〇が置けるのに…」を叶えてくれる「隙間収納術」。暮らしの動線が格段に良くなり、時短家事に繋がりますよ。
ぜひ試してみてください。
※記事中の商品情報は、筆者執筆時の情報です。
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この記事のライター
整理収納アドバイザー
むらさき すいこ
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横浜市の整理収納アドバイザー。マンションで夫と息子2人の4人で暮らしています。片づけ苦手な家族がいても、すっきりシンプルに暮らすコツをブログ・Instagramで発信中。収納公開自宅セミナー・訪問片づけサポート・コラム執筆などの活動を行っています。
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