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美容ライターの遠藤幸子です。仕事柄幅広い価格帯の膨大なコスメを試している筆者ですが、常々感じているのは、商品の善し悪しは決して価格に左右されるものではないということ。低価格でも「デパコス」に引けを取らないものもあります。今回は、そんな優秀なプチプラコスメをブランド別にご紹介します。
※並行輸入商品のため日本国内で販売されているものと若干パッケージが異なります。
SNS上でも話題になっている韓国発のコンシーラーもデパコスに引けを取らない、優秀プチプラコスメです。
のびがよく、なじませやすいのに速乾性があるという優秀さ。肝心のカバー力も高く、目の下のクマや小鼻の赤み、濃くないシミもさりげなくカバーします。
そのカバー力をデパコスのNARS ラディアントクリーミーコンシーラー #1242(全11色/税抜価格3,600円)と比較してみました。
肌なじみについてはNARSに軍杯が上がりますが、カバー力についてはザ・セムに軍杯が上がります。また、フィット感や崩れにくさについては互角と言えます。
水ジェリーをメッシュで崩しながら使うユニークな設計のファンデ。プチプラとは思えないほどのカバー力と崩れにくさは感動せずにはいられません!
その仕上がりには、自然なツヤと透明感、明るさがあります。非常に優秀なコスメなので、一般ユーザーからも、美容のプロからも熱い支持を集めています。
使用感やカバー力がある点が類似している、デパコスのシャネル ヴィタルミエール グロウ #20 ベージュ(全12色/税抜価格6,900円)と比較してみました。
ツヤと透明感についてはシャネルに劣りますが、カバー力についてはインテグレートに軍杯が上がります。くすみや毛穴、軽い色ムラをさりげなくカバーしてくれるという優秀さです。
プチプラブランド界の絶対王者とも言える「キャンメイク」のクリームタイプのチーク。種類が豊富で肌のトーンや好みに合わせて選ぶことができるうえ、テクニックを必要とせず、自然な血色感を与えてくれる優秀なアイテムです。
また、しっとりと頬を包み込むようにフィットするのに、表面がサラッとした仕上がりになるのも使いやすくて◎。
同じくクリームタイプのチークであるキッカのフローレスグロウ フラッシュブラッシュ #02 マンゴープレス(全7色/レフィル・税抜価格3,000円)と比較してみました。
ツヤ感と発色についてはキッカの方が優っています。しかし、ジュワッと滲み出るような血色感はキッカにも引けを取りません。
キャンメイクの優秀アイテムをもうひとつご紹介しましょう。
まるで果実のジュレのようにとろけるオイルリップ。グロス感覚でいつものリップに重ねて使います。
すると、唇にぷっくりとしたボリュームが出て、唇の縦じわも目立たなくなります。そして、美しいツヤも出ます。
#03 ライチソーダは透明のリップオイルの中に5色の繊細なラメが含まれていて、光の加減でそれがチラついてとても可愛いです。
同じく複数のラメが配合されたリップグロス、パルファン・クリスチャン・ディオールのディオール アディクト グロス #092 ステラーと比較してみました。
液そのものに色がついているかどうかという違いはありますが、ボリューム感やツヤ感については両者互角の印象です。
それが、直射日光や室内灯の下での比較となると、ディオールの方がラメの印象がより華やかではあるものの、ラメの質感などはディオールに引けを取りません。
非常にコスパの高い商品です。
今回は、デパコスに引けを取らない優秀なプチプラコスメを4つご紹介しました。どれも手軽に購入しやすい商品ばかりです。気になる商品があればこの機会にぜひお試しください。
※記事内の商品価格は筆者購入時の価格です。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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