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ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。オーブンもトースターも不要!フライパンでリンゴをキャラメル煮にして、土台はクッキーをそのまま1枚ポンっと置くだけ。思い立ったらりんご1個ですぐに作れるミニココットの食べきりサイズです。難しい工程もないのに、オーブン焼きに引けを取らない本格派。甘酸っぱい幸せなレシピをご紹介します。

りんご 1個(250g)
有塩バター 10g
砂糖 大さじ2
バニラエッセンス 数滴
クッキーまたはサブレなど 2枚

① りんごは、12等分または1.5~2cm幅の串切りにし、芯を取り皮をむく。皮は後で使うので取っておく。

② フライパンに砂糖を入れ、中火から中弱火で溶かし、煙りが立ち始め端がこんがりしてきたら、有塩バターを入れキャラメルにする。

③ りんごを入れ、上下を返しながらキャラメルを絡める。

④ ①の皮を入れ、火を弱めて12~13分ほど煮る。時々フライパンをゆすったり、上下をかえす。(りんごの皮は、風味付けに入れます。あとで取り出すので、大きいものだけ入れて下さい。りんごの形が崩れないよう、必要以上に触らないようにします。)

⑤ ココット皿にラップをぴったりと敷き、⑥をすき間なく詰める。(スプーンの背やゴムベラで上から軽くおさえながら入れていきます。)

⑥ フライパンに残った皮に付いたキャラメルを落とし、さらさらしているようなら、少しとろみが付くまで煮詰めて⑤にかける。(皮の端を手でつまみ、箸で上から下に向かってしごくよう移動させると、落としやすい。)

⑦ サブレを乗せ、ラップで包み、形が整うようココット皿を重ねて、冷蔵庫で数時間冷やす。

※ココットを重ねる時は、力を入れたり、重すぎるものを乗せると水分が出てきてしまうので、そっとおさえる感じにしてください。

⑧ ラップを取り、上下を返してお皿に盛り付けたら、出来上がり。
お好みで生クリームやミントの葉を飾ります。
りんごは手に入りやすいサンふじを使いました。水分が多い種ですが、少量なので水分が飛びやすく、気になるほど残りません。焼き時間もないので、程よい酸味とシャキシャキ感が残ります。
土台には、ミスターイトウのバターサブレを使いました。4時間ほど冷やしましたが、周りはしっとりで中心部はサクサクでした。りんごとの相性も良い、片面にチョコがかかっているマクビティ ダイジェスティブ ビスケットチョコレートを使うとサクサクのまま食べられます。
りんご1個から作れる食べきりサイズ。私のように、お菓子作りに、少々構えてしまう方にもおすすめです。ぜひ、作ってみて下さいね!
※記事内のカロリー表示は文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにAIにより算出したものです
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
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海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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