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何かと出費がかさんでしまったGWのあとは、家計のやりくりも一苦労。そんな時に、食べ応えがあって経済的な豚こま肉は強い味方ですね。節約料理とはいっても、見た目はさみしくならないように彩り豊かに。野菜もたっぷり使った豚こまレシピをご紹介します。
「豚こま」は、肉を商品にする過程で出たこま切れの肉。いろいろな部位が混じっていています。
こま切れになっている肉には「切り落とし肉」もありますが、こちらは、ひとつの部位の肉です。ロース切り落とし、もも切り落としなどの表示があります。
一般的に豚こまの方が安く売られていることが多いようです。
選ぶときは、こま肉に限らず、ドリップが出ていないものを選ぶようにしましょう。
薄切り肉の豚こまを一口大にまとめて、固まり肉のように使ったレシピです。
固まり肉ではなく、豚こまを使うことで、経済的というだけでなく、包丁で切るひと手間もいらず、また、柔らかく短時間で仕上がります。味付けは酢豚のように酸味のある甘酢っぱい味でさっぱりと。野菜もたっぷり入れれば満足感のある一品になります。
・豚こま肉 250g
・パプリカ 1/2個
・ピーマン 2個
・玉ねぎ 1/4個
・日本酒 小さじ2
A)酢 大さじ2
A)砂糖 大さじ1
A)ケチャップ 大さじ1
A)醤油 大さじ1
A)みりん 大さじ1
・サラダ油 大さじ2
・ごま油 小さじ2
・片栗粉 適量
・塩 適量
① 豚こま肉は、日本酒と塩少々を揉み込んで、一口大に丸めて、片栗粉をまぶす。(1つ20g程度)
② パプリカ、ピーマン、玉ねぎは一口大に切る。
③ フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、豚こま肉を炒め、こんがりと焼けたら、一度取り出す。
④ フライパンをペーパーなどで拭いて、ごま油を足して玉ねぎ、パプリカを炒める。
⑤ 豚こまを戻し入れて、ピーマン、Aの調味料を入れて、とろみがつくまで加熱する。
豚こま肉を使って、タイ料理のガパオライス風の、のっけご飯にしました。ガパオ炒めはバジルを使いますが、身近なシソを使えば手軽に作れますし、シソの香りでさっぱりといただけます。
半熟の卵焼きをのせてどうぞ。
・豚こま肉 200g
・玉ねぎ 1/2個
・パプリカ 1/2個
・にんにく 1片
・しそ 10枚
・鷹の爪 1本
A)オイスターソース 大さじ1
A)ナンプラー 小さじ2
A)砂糖 小さじ1/2
A)水 大さじ1
サラダ油 大さじ1/2
・ご飯 2膳
・卵 2個
① 鷹の爪は種をとり、小口切りにする。にんにくは半分に切って芯を取り、みじん切りにする。
② 豚こま肉は1~2cm幅に切る。パプリカ、玉ねぎは1cmくらいの細切りにする。
③ フライパンにサラダ油とにんにくを入れて火にかけ、香りが出てきたら、豚こま肉、鷹の爪、玉ねぎ、パプリカを入れて炒める。
④ Aの調味料を入れて炒め、シソの葉をちぎって入れてひと混ぜしたら火を止める。
⑤ 多めのサラダ油(分量外)で目玉焼きを作る。
⑥ 皿にご飯を盛り、豚こま炒めと目玉焼きをのせる。
目玉焼きは、多めの油で、周りがカリカリになるまで焼くと香ばしくておいしいですよ。蓋をしないと黄身が黄色のまま焼きあがります。
鷹の爪はお好みで加減してください。ない場合は一味唐辛子でも。
給料日前は、経済的な豚こま肉をうまく使って、おいしく上手に節約。早速、今日の晩御飯にいかがですか?
この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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