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朝晩と涼しくなり、秋らしくなってきました。 店頭に並ぶ果物や野菜など、秋の味覚を感じる食材が並んでいますね。 まさに、食欲の秋の到来を感じます! 今回は、食と色の関係について、 また、自分のライフスタイルに季節感のある食事をとり入れる方法を紹介していきます。
毎日の食卓に季節感をだすのには、ポイントが2つあります。
1.旬の食材を使う事。
2.季節をイメージする色合いの食器や食材を使う事。
見た目だけでなく、旬の食材には、不足しがちな栄養素が沢山含まれているので積極的に摂りたいものです。
例えば、夏場であれば「きゅうり」や「スイカ」などは、いずれも90%以上が水分であり、体を冷やす効果があるため、熱中症予防にも効果的な食材です。
また、カリウムを多く含み、ナトリウム(塩分)の排泄を促してくれるため、体内の水分量を調整し、体のむくみもとってくれます。
このように旬の食材というのは、理にかなっているという事なのです。その時期を過ぎると自然と食べたくなくなるもの不思議ですね。
〈春〉
桜や新緑の季節。淡いピンクやグリーンなどパステルカラーをイメージする季節です。
器もパステル調や桜柄を使うといいでしょう。グリーン野菜たっぷりのサラダを食卓に置くのもいいですね。
〈夏〉
日差しも強くなり、太陽に負けない位、 力強いひまわりの花や朝顔等、原色に近く明るく元気な色をイメージする季節。
食器はガラスの器や、ブルー系の食器にすると涼しげです。食材は、トマト、ゴーヤ、オクラなど色味の濃い野菜を食卓に置くと夏らしさが伝わります。
〈秋〉
紅葉やキノコ類をイメージする季節。
落ち着いた茶系や黄色系の食器を使い、食材は、さんま、きのこなどを食卓に置くと秋らしさが伝わります。
〈冬〉
雪やクリスマスをイメージする季節。
白い食器や、クリスマスをイメージする赤と緑の食材、ランチョンマットなどを利用すると季節感がでます。
働く女性にとって毎日の食事作りは大変な事、短時間で済ませたいものです。仕事から帰ってからは、疲れて作る気にもなれないのが現状でしょう。 かといって手抜きばかり出来ないし…。
そんな時には、市販のお惣菜を上手く利用しましょう。買ってきたお惣菜に旬の野菜をプラスするだけで季節感のある、色取りのよいおかずに変身します。 買ってきた鶏のから揚げに、季節の野菜サラダを一緒に盛り付けたり、市販のスープに、ブロッコリーやキノコ類などを加えたり、工夫次第で素敵な献立になります。
日本には、四季があり ファッション、草花、四季折々の料理等、衣食住を楽しめるのも特徴。日本人ほど、四季を感じて生活している国民はいないのではないでしょうか。四季を感じる事で身体もリフレッシュでき、1年に4回も季節感を味わう事が出来るのです。
毎日の生活にちょっとした季節感をとり入れることで 素敵なライフスタイルを過ごせますよ。
この記事のライター
四万十みやちゃん
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料理研究家 高知県四万十市在住。 フィットネス ジムでスタッフをしながら、料理人としても働いています。 レシピ開発の仕事などもしており、 時短、簡単のレシピ本や 電子書籍「ホットケーキミックスを使ったおやつ」「お酒のおつまみおにぎりレシピ」など多数 出版。 コンテスト受賞歴も多数あります。 得意としているのは「簡単&時短&リメイク料理」。 簡単で 美味しい料理を日々考案中です!
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