/
ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。今回ご紹介するのは、ワンボウルとレンジで作れる、ピリッと辛口の本格派マーボー豆腐です。電子レンジ調理でも花椒をプラスすれば、物足りなさも解消!しびれ系の辛さが病みつきになる、マーボー豆腐のレシピをご紹介します。
中国山椒とも呼ばれ、日本の山椒とはひと味違う風味と辛みを持っています。爽やかな香りの後には、強い痺れるような辛みが広がり、料理の風味を加えてくれます。
粉状のものと、そのままの形のホール状の物がありますが、今回は、欲張って両方使いたいと思います!ホールは、噛んだ時に心地よい「しびれ系」の辛さを味わえます。お好みで使ってみて下さいね。
・絹豆腐…1丁(400g)
・豚ひき肉…100g
Aにんにく…1かけ(チューブ入りでも可)
Aしょうが…1かけ(チューブ入りでも可)
A細ねぎ…3~4本
A豆板醤…小さじ2~適量
A甜面醤…小さじ3(※味噌小さじ2.5と砂糖小さじ1.5で代用可)
A花椒ホール…小さじ1/2~適宜(お好みで使います。)
A花椒パウダー…小さじ1/2~適宜
Aごま油…小さじ2
B顆粒鶏ガラスープの素…小さじ1と1/2
B砂糖…小さじ1
Bしょう油…小さじ2と1/2
B水…100ml
C片栗粉…大さじ1
C水…大さじ2
・赤唐辛子フレーク…適宜
・細ねぎは、白い部分はみじん切りに、緑の部分は小口切りにしておく。(緑の部分は、トッピング用に少し別にしておきます。)
・にんにくとしょうがは、それぞれみじん切りにしておく。
① 耐熱ボウルを用意し、ひき肉を入れる。
② 材料Aをすべて入れて、混ぜ合せる。(ひき肉の食感が残るよう、練らないように混ぜて下さい。)
※ここでポイント!意外かもしれませんが、ごま油がポイントです。
電子レンジ調理では、お肉の臭みが取れにくい事が多くあります。臭みを取るために、にんにくやねぎを加えますが、それだけだと十分に香りが出ずに、臭みも残りがちに。
加熱時に高温になりやすい、ごま油を加えることで、にんにくやねぎの香りがごま油に移り、それがお肉にも浸透して臭みを消してくれます。ごま油に限らず、油なら同じ作用が期待できます。
③ 熱が通りやすいよう平らに広げ、ふわりとラップをしたら、電子レンジ600wで約2分ほど加熱する。
④ 一旦取り出し、材料Bを加え、固まっている部分を崩しながら混ぜる。
⑤ 豆腐は、水切りせずに食べやすい大きさに切って加えたら、ふわりとラップをして、再び電子レンジ600wで2分ほどまたは豆腐が温まるまで加熱する。
⑥ Cを合せて水溶き片栗粉にして、加える。ネギの緑の部分も加えて混ぜる。
⑦ 再びラップをして電子レンジ600wで1分から1分半加熱し、取り出したら、かき混ぜてとろみを均等にする。
⑧ 皿に盛り、残しておいたネギとお好みで赤唐辛子のフレークを散らして、出来上がり。
簡単にできて、ご飯が進むおかずは、時間がない時やちょっと家事が面倒な時に、嬉しいですよね。
調味料の量で辛味などを調節しながら、ぜひ、お家でレンジで本格!花椒香る旨辛マーボー豆腐を作ってみて下さいね!
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8049
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
レシピの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント