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誰もが一度は憧れる美しく白い肌。もちろん、健康的なトーンのお肌も素敵なのですが、色白さんの持つ儚い雰囲気も素敵なんですよね。肌の色って生まれ持ったものだし…と諦めかけている方も、実は気付かないうちに肌がくすんでいるのかも。今回はくすみの原因別に対処法とアイテムをご提案します。
みなさん、美白ケアと聞くと何が思い浮かびますか?
多くの方は紫外線対策やビタミンC導入液などが思いついたのではないかと思います。
もちろん、美白への第一歩として紫外線対策やビタミンC導入液はとても大事。でも、それだけでは必ずしも白い肌が手に入るとは限りません。
なぜなら、肌が黒く見えてしまう原因はこんなにたくさん。
・日焼け
・汚れ
・炎症
・ターンオーバー乱れ
・乾燥
などなど…
しかもそれぞれ対処法が少し異なるため、美白ケアをしっかりしているのになかなか白くならない方は、美白ケアの見直しがおすすめ。
今回は代表的な原因とその対処法、おすすめアイテムを美容マニアの筆者がご紹介します。
もっとも身近ですぐに対処できるのに、一番見落としがちな原因が「汚れ」です。
皮脂や落としきれていないファンデーションなどが肌に残ると顔がくすんで見えるだけでなく、後述するターンオーバーの乱れや肌荒れ(炎症)の原因にもなります。
「クレンジングの見直し」
毛穴の奥の汚れまで落とせるクレイパックや、肌に負担をかけずにメイクを溶かし落とすバームクレンジングがおすすめ。
・アルジタル グリーンクレイペースト
チューブ型で使いやすく、保湿力もバッチリ。後述するターンオーバーの乱れにも効果があります。
・DUO ザ クレンジングバーム ホワイト
独自の技術でバームにクレイを練り込み、肌くすみに特化したクレンジングバーム。
乾燥が原因で肌がくすむってご存知でしたか?
肌が乾燥すると肌のバリア機能が低下して角質が厚くなってしまいます。角質はもともと黒っぽい色をしているので、角質が厚くなると肌が黒く見えてしまいます。
また、水分量の低下が原因で肌の透明度も下がってしまいます。
「保湿」
当たり前ですが、乾燥には保湿が大事。シートマスクなど、水分量を上げてくれる保湿ケアがおすすめです。
・ミノン うるうる美白ミルクマスク
保湿効果が高いだけでなく、「安定型ビタミンC誘導体」と呼ばれる成分が配合されています。
抗炎症成分も入っているので日焼けしてしまったときにぴったりです。
※写真はリニューアル前のパッケージ
血行不良やターンオーバーの乱れで肌が黒く見えてしまうってちょっと意外ですよね。
乾燥原因のくすみと似ているのですが、こちらも角質が分厚くなってしまうことなどがその理由です。
「炭酸美容」
この場合、ピーリングも効果があるのですが、肌の弱い方にとってはピーリングも肌くすみの原因になりかねないので、今回おすすめするのは炭酸美容。
炭酸ガスは毛穴の奥に入り込んで汚れを除去してくれるだけでなく、毛細血管を広げて血行を促進する働きがあります。
血行が良くなると肌の新陳代謝が上がり、ターンオーバーのサイクルが正常になります。
実はこの炭酸美容、できてしまったシミにも効果があるそうです(シミの程度によります)。
・ソフィーナiP 土台美容液
毛穴よりも小さいマイクロ炭酸が肌の表面を柔らかくほぐしてくれます。塗った後は新陳代謝が良くなり、少し赤みが出るのが特徴。
筆者は血行不良やターンオーバー乱れが原因のくすみ肌だったので、このアイテムでファンデーションの色が1〜2トーン明るくなりました。
日焼けやニキビ跡など、炎症が原因となってメラニンが生成されます。
黄色人種である日本人はこの炎症後の色素沈着が目立ちやすいと言われています。
「トラネキサム酸」
メラニンの生成を抑えてくれるとともに、肌荒れの予防や炎症の沈静にも効果的な成分で、トラネキサム酸を配合した基礎化粧品って意外と多く、購入しやすいのも特徴です。
実は、炎症後の色素沈着は先述の「炭酸美容」でも効果があるのですが、炭酸美容は美容液やパックタイプが多いので、トラネキサム酸配合の基礎化粧品との合わせ使いがおすすめ!
・dプログラム ホワイトケアプログラム
トラネキサム酸はもちろん、抗炎症作用に効果的な成分も配合されているので、肌の赤みが気になる方にもぴったり。
厳重な衛生基準のもとで製造されているので、敏感肌の方やアレルギー肌の方でも使いやすいラインです。
くすみやシミは、肌が様々な刺激を受けた際にできてしまうメラニンの生成が原因です。
ビタミンC
ビタミンC(正確にはビタミンC誘導体)はメラニンの生成を抑えるだけでなく、毛穴の開きや、ニキビにも効果があると言われています。
種類にもよりますが、比較的安価で販売されていることも多く、スキンケア用品にプラスして食事やサプリメントで摂取するのも大切です。
コウジ酸
お酒や発酵食品に欠かせないコウジ酸は、メラニン生成の抑制に加え、高いアンチエイジング効果も人気の秘訣です。
とても小さな成分なので、肌の奥深くまでたどり着き、シミの発生源であるメラノサイトまでアプローチすることができます。
できてしまったシミにも効果が発揮されると言われており、加齢が原因の黄ぐすみにもコウジ酸がおすすめです。
4MSK
資生堂独自の美白成分でメラニンの排出を促す働きがあります。
メラニン色素の過剰生成を抑制する効果もあるので、できてしまったシミの排出と予防の2つにアプローチできる成分です。
トラネキサム酸
トラネキサム酸は先述の通り、メラニンの生成を抑えてくれるとともに、肌荒れの予防や炎症の沈静にも効果的な成分です。
資生堂製品に配合されているものは「m‐トラネキサム酸」と表記されていますが同一の成分です。
肝斑の治療薬としても使用されており、コウジ酸や4MSKに比べて比較的安価で手に入るので、「今までビタミンCしか試したことがなかった」という方にぜひ一度手に取っていただきたいアイテムです。
様々なアイテムを試して、自分の肌のくすみ原因を導き出すという長い道のりのように思えますが、しっかりと原因を突き止めることで必ずくすみを解消できるのが美白道!
現在は各メーカー様の努力のおかげで、優れた製品がたくさん発売されています。いくつになってもくすみのない透明感のある肌でいられますように!
この記事のライター
まる
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デザインしたり、撮影したり、記事を書いたりするのが本業です。綺麗な大人になりたくて頑張っていたら美容オタクになっていました。モードでエレガントなスタイルが好きな普通の主婦です。
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