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美容ライターの斎藤明子です。顔の印象を大きく左右する眉毛の形。細長く整えた眉は少し古い印象に見えると感じてはいても、今っぽ眉への整え方ってどうすればいいのか、今さら過ぎて人に聞けない…という眉毛難民さんに向けて、イマドキ感のあるナチュラル眉毛を作る基本の整え方・描き方をご紹介します。
まずはじめに、今、目指すべき垢抜け眉毛とはどんな眉毛なのでしょう?
時代の流れとしては、メイクで抜け感をまとうトレンドは続いています。そして、さらに抜け感の上をいくパーソナライズされたナチュラルさが求められているようです。
つまり、抜け感は大前提とした上で、その人らしいナチュラルさとともに求められているのは人間らしい温かみ。完璧に整えられすぎた眉ではなくどこか自然な雰囲気を残した眉のイメージです。
よくわからない…という方は、とりあえず元の眉毛が生かされたふんわりとナチュラルな眉毛を目指せば、それだけで印象がイマドキ風になるのでおすすめです。
理想の眉毛のプロポーションをおさらいしましょう!次の図を参照してください。
1:眉頭は小鼻の位置の延長線上
2:眉山は眉頭から眉尻の2/3の位置
3:眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線上Aと、眉頭の下の水平線Bが交差したところ
このポイントを目安に、自眉毛に合わせて太さを決めていきます。元々の眉毛の太さそのものはあまり変えないで、ポイントを線でつないでいけばOK!少し太めを意識した方が自然に美人見えします。
理想のフレームどおりにペンシルで描き、はみ出した部分のみをカットします。
この時、整え過ぎてしまわないように注意しましょう。フレームよりはみ出しだ眉毛を残す方法が、今っぽ眉として支持されています。
滝沢カレンさんや新木優子さんのCMメイクを参考にして、ナチュラルを追求してみて!
これがあれば、基本的な眉メイクは簡単に叶います。
右から
アイブロウパウダー、眉ブラシ、アイブロウペンシル、眉マスカラ
次のプロセスどおりに描いてみてください!ふんわりとしたナチュラル眉が簡単にできあがります。
① スクリューブラシで眉の毛流れを整えたら、アイブロウブラシの先端エッジを使い、フレームを描きます。
② 毛流れに沿って全体にカラーをオンします。眉頭には色を強くつけずブラシに残ったパウダーで軽く撫でる程度に。
③ この段階で照明を変えてみてください。できれば自然光で眉毛の色に濃淡のムラがないかをチェックして!
ここで、色が薄い部分にピンポイントで色を足します。使うのはペンシルがおすすめ。手の力を抜いて、優しいタッチで1本1本足すように描いていきます。眉頭はこのプロセスでも薄めにしておいて大丈夫です。
④ 仕上げに、眉マスカラをオンします。まずは眉マスカラを毛流れに逆らいながら色を絡ませて、最後に毛流れに沿って整えていきます。
眉頭のみ下から上に。全体的には眉頭から眉尻に向けて。眉全体のバランスを整えてできあがり!
今っぽナチュラル眉毛の基本の描き方をご紹介しました。ナチュラルな眉毛ほど、ペンシルのみで仕上げると失敗しやすいので、アイブロウブラシを使ってアイブロウパウダーを使うことを習慣にしてみてください。
また、眉マスカラもマストではありませんが垢抜けた印象づくりに大切なプロセスなので、普段あまり使ったことがないという人こそ、ぜひ試してみてくださいね!
ナチュラル眉で、今どきメイクを楽しんでみて♡
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
4001
美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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