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年末はクリスマスに忘年会、年が明けてからはお正月料理に新年会。食べたり飲んだりする機会が多くて、胃腸が疲れていませんか? 今回はそんな疲れ気味の胃腸にやさしいヘルシー雑炊レシピをご紹介したいと思います。
つるんとしたなめこと、ふんわりした卵が優しい口当たりです。
なめこのぬめり成分には胃粘膜を保護し、肝臓の働きをよくする作用があります。汚れを流す程度にさっと洗い、また煮すぎないようにすると、栄養も逃さず、おいしくいただくことが出来ます。
盛り付けてから、わさびを加えるのもおすすめです。
ご飯 軽く2膳
なめこ 1袋
卵 1個
三つ葉 5~6本
だし汁 500㏄
醤油 小さじ2半
塩 適量
① 三つ葉は2cmくらいに切る。なめこはさっと洗う。ご飯はざるに入れて洗い、ぬめりをとる。
② だし汁を火にかけ、沸騰したら、ご飯を入れて温める。醤油となめこを加えて再び沸いてきたら、溶き卵を少しずつまわしいれ、塩で味を調え、火を止めて三つ葉を加える。
なめこと同様、里芋も胃腸をいたわる食材。しっかり食べごたえがあるのに、カロリーは高くないので、体重増加が気になる今の時期にはうれしいですね。
味にコクを出すために鶏のひき肉を少しだけ入れました。おろした生姜を加えてもおいしいです。
ご飯 軽く2膳
里芋 2個
鶏ひき肉 50g
小ネギ 1~2本
だし汁 500㏄
醤油(薄口) 小さじ1
塩 小さじ1/2~
① 里芋は皮をむいて、一口大に切り、塩で軽く揉むようにしてぬめりを取って洗い流し、水にさらす。
② ご飯はざるに入れて洗い、ぬめりをとる。小ネギは小口切りにする。
③ 鍋に、出汁と里芋を入れて火にかけ、里芋が柔らかくなったら、ひき肉をほぐしながら加えてアクを取る。ご飯と醤油、塩を入れてご飯が温まるまで煮て、塩で味を調える。
④ 盛り付けてネギを散らす。
ベーコンと豆乳を入れた洋風雑炊です。かぶに含まれるアミラーゼという消化酵素が消化不良を助け、お腹の調子を整えてくれます。七草粥にも使われますよね。葉には、ビタミンが豊富に含まれていますし、彩りにもなるので捨てないで使ってください。
ご飯 軽く2膳
かぶ 2個
玉ねぎ 1/4個
ベーコン 1枚
オリーブオイル 小さじ1/2
洋風だしのスープ(コンソメなど) 300㏄
豆乳 200㏄
塩 適量
白胡椒 適量
① かぶは皮をむいて、一口大に切る。葉は細かく刻む。玉ねぎは1cm角に切る。
② ご飯はざるに入れて洗い、ぬめりをとる。
③ 鍋にオリーブオイルを入れてベーコンと玉ねぎを炒め、スープとかぶを入れて煮る。かぶが柔らかくなったら豆乳を入れ、沸騰してきたら、ご飯を入れて温める。仕上げにかぶの葉を入れ、白胡椒を加える。
最後は、変わり雑炊。ぷちぷちした食感が楽しい押し麦を使った雑炊です。
大麦を蒸してつぶした押し麦は、消化がよく、食物繊維がたっぷり。レシピは押し麦だけですが、ご飯と合わせてもいいですね。そして、たっぷり入れたきのこは、カロリーが気にならないのもうれしいところ。味に変化がでるように、梅干しをアクセントに使いました。
押し麦 50g
きのこ(なめこ、椎茸、しめじ、えのきだけなど)合わせて200g
だし汁 500㏄
梅干し 2個
三つ葉 2~3本
醤油(薄口) 小さじ2
塩 適量
① 押し麦は、熱湯で15分茹でてざるに上げる。
② きのこは食べやすい大きさに切る。三つ葉は2cmに切る。
③ だし汁を火にかけ、茹でた押し麦ときのこを入れて煮たら、醤油、塩で味を調える。(梅干しの塩分があるので少し薄味にする)火を止めてから、三つ葉を加える。
楽しく飲んで食べた年末年始。疲れた胃腸をいたわりつつ、ちょっと気になる体重のコントロールもしたいですよね。味付けや具材を変えれば、雑炊もいろいろなバリエーションを楽しめます。さらさら食べやすいお雑炊ですが、しっかり噛んで食べてくださいね。
食生活から体調を調えて、元気に新年をスタートしましょうね!
この記事のライター
笠原知子
6901
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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