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フランスの最も美しい村で見つけた名物スイーツ!

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フランスと聞いてまず思い浮かぶ街といえばパリですが、私のフランス人の知人はこう話します。「フランスの本当の素晴らしさは地方にあり」と。もちろんパリも素晴らしいですが、フランスの小さな村には想像以上に魅力がいっぱい!今回は、その1つ「ペルージュ」という村をご紹介します。そして、そこの美味しい名物も…。

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目次

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フランスの最も美しい村ペルージュ

私の住んでいるフランス、リヨンから北東に36キロ。

フランスの最も美しい村「Les plus beaux villages de France」の一つに選ばれている、ペルージュという城壁に囲まれた小さな村にやって来ました。

かつては、麻の織物産業で栄えた村ですが、19世紀初頭には城壁内の人口が一家族まで激減という悲しい過去も…。

しかし、美しい村の町並みを残そうと、当時のリヨン市長Edouard Herriotによる保存活動がなされるようになりました。その甲斐あって、今現在も、城壁の中へと一歩踏み込めば、そこは中世!

まるで、時がストップしたかのようなこの小さな村は、映画「三銃士」のロケ地としても知られ、世界中から多くの観光客や、映画関係者が訪れています。

蕎麦粉じゃない名物ガレットとは?

さて、ペルージュの村を歩いていると、どこからともなく誘惑たっぷりの甘い香りが漂ってきます。その香りに誘われ、行き着いた先で見つけたものは…

見た目はピザのようなお菓子!これは、Galette de Perouges、すなわち、ペルージュ風ガレットと呼ばれるこの村の名物スイーツです。村の数少ないレストランでもデザートとして出されていますが、テイクアウトをして、村を散策しながら頬張るのがオススメ!

お砂糖とバターがたっぷりのこのガレット。ほのかなレモンの香りもします…特に、出来立てを食べれば誰でもその素朴な味の虜になることでしょう。(1枚1.5ユーロ)

でも、ガレットと聞いて思い浮かぶのは、「蕎麦粉のガレット」という方も少なくないのでは?その「蕎麦粉のガレット」はフランスのブルターニュ地方の名物ですが、フランス語でガレットは「丸くて薄いもの」の総称。

例えば、ガレットという名前で売られているクッキーや、新年を祝うお菓子「ガレット・デ・ロワ」などもあります。それを踏まえて、どこか懐かしい味のするペルージュのガレットも試してみて下さい♪

店名:L'Hostellerie de Pérouges
(宿泊とレストランがメインのお店ですが、ペルージュのPorte d’en hautという門から伸びるロンド通り沿いに、ガレットのテイクアウト用の小さなお店があります。地図には載っていません。)
HP:http://www.hostelleriedeperouges.com

ペルージュ風ガレットの作り方

ペルージュ村の公式HPで紹介されているレシピを参考に、自宅でもガレット作りに挑戦です!
ただし、HPの分量から少し改良しています。

材料

・小麦粉 200g
・砂糖 30g
・無塩バター 100g
・卵 1個
・すりおろしたレモンピール 1/2個分 又はなし(入れなくても美味しくできます。)
・ドライイースト 10g
・塩 ひとつまみ
・トッピング用パールシュガー  お好み量
・トッピング用バター お好み量

作り方

①大さじ2杯のぬるめの湯にイーストを溶かす。

②柔らかくしたバターに卵を加え混ぜる。そして、更に、砂糖とレモン(レモンを入れる場合のみ)を混ぜる。

③小麦粉を振るいながら徐々に加え、①のイーストと塩をひとつまみ加えて、手でこねてゆく。

④ボールに丸くまとめ、上から濡れ布巾をかけ1時間寝かせる。室温によるので、1.5〜2倍になるように膨らみを確認しつつ。

⑤寝かし終わった生地をオーブントレーに収まるよう丸くピザのように伸ばす。厚さは3mm。小麦粉を少し振るったクッキングペーパーの上に乗せて、生地の端は、濡れた指で、少し内側に折り込んで膨らみを持たせる。

⑥生地の上にパールシュガーと小さくちぎったバターを満遍なくトッピングする(カロリーは怖いですが、たっぷりとトッピングするのがベスト!)

⑦240度に予熱したオーブンで10分焼く(ただし、好みによって焼き色を調節。私が食べたものは、他店の白っぽいガレットに比べると高温の窯でサックリと焼いてあるものでした)。

参考
ペルージュHPのガレットレシピ
http://www.perouges.org/deguster/la-specialite-de-perouges



この記事のライター

piyosophy

二年間のイギリス生活を終え、パリ、そして只今フランス、リヨン在住。レディガガも闘病中の線維筋痛症とジストニアの両方の痛みと2011年から共存生活をしています。オランダ、イギリスの花の世界で磨いた感性をもとに、フランスでも多くを吸収し発信中!現在は、Ameba公式トップブロガーとして、フランス生活での日本では信じられない驚きの日々・素晴らしい食文化・芸術・自然など様々な角度から綴っております。

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