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昭和24年創業以来ホテルに入る多くの中華料理店などで使用されてきた老舗製麺会社「橋爪製麺」が、麺を知りつくした製麺会社が作る中華料理店として、広尾、青山、そして2017年には原宿の裏通りに洋館風の建物に、今回ご紹介する3号店がオープンしました。新たなスタイルの楽しい麺料理がいただけます。
中華料理ですが、瀟洒な洋館風の建物でいただけるのも楽しみのひとつです。
JR原宿駅から竹下通りに入り、ダイソーの向かいの小道へ右折し、道なりに進みます。カフェ・CHRISTIE HARAJUKUの脇を左折し、道沿い右手脇の階段を上がると、徒歩3分ほどでこの洋館風の建物が原宿はしづめに到着します。ドアを開けると、ピアノや調度品のあるエントランスホール。2階に上がる雰囲気のある手すりのついた螺旋階段ワクワクすること間違いなしです。
2階の入口を入るとまずは蔵を使い和風の設えをしたエントランスが印象的です。落ち着いた店内を彩るのは、アンティークなランプ。落ち着いた食事を約束してくれる空間です。
メニューと共に持ってきてくれるのは、折り紙の上に置かれたかわいらしい乾麺の数々。翡翠、ごぼう、山椒など、さまざまな味のバリエーションがありますが、この乾麺以外にちぢれ麺やリングイネなどもあり、麺選びに悩む時間も幸せな時間。
メニューには麺のメニューとお店おススメの麺が記載されていますが、一部メニューを除き自分好みのアレンジで麺をチョイスすることもできます。
食べたい麺と食べたい具材を組み合わせて自分好みにカスタマイズ。その都度組み合わせを変えれば、何度行っても飽きない麺料理が楽しめます。
例えば「粗挽き肉みその担々麺」は、胡麻とラー油、そして山椒を使った四川を代表する担々麺の麺料理ですが、この山椒を練りこんだ麺を合わせることでより山椒の味わいをより一層楽しむことができます。
2種類の花山椒を使った麺は、麺をすすった時の山椒の香りだけでなく、さらには麺から山椒が染み出てきたスープも楽しめます。時間の経過とともにより山椒を感じる担々麺へと変化していきました。
「トリュフの身体温まる豆乳スープ麺」は、贅沢にもトリュフ入り。優しい豆乳のスープの中にはキノコなどの野菜が入っています。生姜麺を組み合わせることで、麺の中に使われた生姜がスープに溶け込み、時間の経過とともに生姜の味がスープにも移ります。スープと麺の楽しいコラボレーションが楽しめます。
「熟成豆板醤で煮込んだ五目麺」は、5目じゃなくと、15目じゃない?と思うほど、たくさんの種類の野菜やシーフードが入り具沢山。熟成豆板醤を使った深い味わいのスープともちもちむっちりの麺の食感も楽しめるようになっています。
麺だけのアラカルトでもOKですが、ランチタイムはお得なセットでも楽しめます。
ディナータイムは、江戸時代より続く日本蕎麦の文化である「そば前」を中華料理のスタイルで、はしづめ流にアレンジし、酒の肴としてちょこちょこ楽しめるスタイルで、〆として蕎麦を合わせるスタイルですが、ランチタイムはちょっとしたそば前と春巻き、そしてデザートがついたセットが+300円を合わせることができます。
ある日のそば前は、岩手産真蛸と胡瓜の胡麻和えでしたが、楽しめるサイズで登場します。
そば前の後には、揚げたての春巻きも登場します。この日はなんとデミグラスソースの味付けでした。料理長が様々なアレンジを施し、その日その日で違う味付けの春巻きを作っているそうです。
最後は甘さ控えめのつるんとした杏仁豆腐で〆ます。どうです。300円で、この充実ぶりは。1500円の「ゆったりランチコース」もかなり内容豊富ですし、麺だけでも楽しいのですが、「ランチ麺セット」は、まずははしづめを体験するために、確実に組み合わせて欲しいセットです。
・粗挽き肉みその担々麺 1,200円
・トリュフの身体温まる豆乳スープ麺 1,800円
・トリュフの身体温まる豆乳スープ麺 1,400円
・ランチ麺セット +300円
・ゆったりランチコース +1,500円
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この記事のライター
道明寺さくら
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Ameba公式ブロガー。10年に渡りアメブロでレストラン情報を紹介しています。長年の食経験を活かし、メシコレキュレーターや他メディアへの執筆や監修など幅広い活動で活躍中。特に写真の美しさと細かい描写には定評があります。写真撮影のテーマは「光をとらえ艶のある写真を撮ること」。
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