更新日:2020年10月27日 / 公開日:2020年10月27日
エステティシャンの駒です。秋も深まり、寒さや空気の乾燥などにより、肌の変化を感じている人も多いはず。今回は、秋冬に激増する肌トラブル「乾燥毛穴」対策スキンケアとメイクテクニックをご紹介します。
毛穴のトラブルは大きく2つに分けることができます。黒ずみや皮脂詰まりなどの「詰まらせ毛穴」と、ぽっかりと開いた状態の「開き毛穴」。今回の乾燥毛穴は主に後者です。
肌表面が乾燥することで毛穴周りが痩せ細り、まるで穴が開いたように見えてしまいます。
皮脂が詰まっているわけではないため、毛穴の汚れを除去するようなアイテムでは改善しません。むしろ、必要な皮脂まで奪われて悪化する可能性も。
つまり、自分の毛穴悩みがどちらかなのかを把握して対策することがとても大切になります。
上記でも述べたように、乾燥毛穴さんに皮脂吸着系のクレンジングは向きません。必要なのは、うるおいを残しつつ汚れはしっかり落とすアイテム。
オルビス オフクリーム/2,300円(税抜)
クレンジングはクリームタイプがベスト。オルビスのオフクリームは肌に乗せた瞬間にふわっと溶けて、うるおいを残しながらメイク汚れを包み込みます。痩せこけた角層をほぐすような、やさしい使い心地です。
最近、スキンケアの定番になってきた先行美容液。洗顔直後の肌に塗ることで、その後のスキンケアの効果を高めます。乾燥毛穴が気になる場合は、保湿に特化した美容液を選びましょう。
画像左:ランコム ジェネフィックアドバンスト 30ml/10,000円(税抜)
画像右:URANIA ルミナスエッセンス/6,500円(税抜)
URANIAルミナスエッセンスは、フラーレンやセラミド、プラセンタエキスが凝縮された先行美容液です。洗顔後の肌に塗ると、一気に肌に吸い込まれていきます。たった数滴だけなのに、それを塗った後は化粧水や美容液のなじみ方が変わります。
肌がゴワつき化粧水が肌の上で弾かれてしまうように感じた時にオススメなのが、ランコムのジェニフィックアドバンストです。ゴワついた肌表面をやわらかく整え、なめらかな触り心地にしてくれますよ。
乾燥毛穴をメイクで隠したい!そんな時はメイク前の保湿にこだわってみてください。
乾燥した状態のままベースメイクを重ねると、時間の経過とともに、開いた毛穴が浮き出てきます。しっとりと潤った肌にしておくことで、ベースメイクの密着度がアップして長時間経っても毛穴が目立ちません。
お手持ちの化粧水をコットンに浸して乾燥毛穴が気になる部分だけに貼り付ける、簡単ローションパックがオススメです。放置時間は1~3分程度で、肌を触ってみてひんやりしていれば成功!
パックの後は、乳液か保湿クリームの機能を備えた化粧下地を塗りましょう。
ローションパック前後の比較写真はこちら。
保湿前はポツポツとした乾燥毛穴が気になっていましたが、ローションパック後は角層がふっくらして目立たなくなりました。さらに保湿下地とクリームファンデーションを塗ってみました。
乾燥毛穴はほぼ見えません。凹凸感もなく、つるんとしたなめらか肌のできあがりです。
今回は乾燥毛穴について、スキンケアとメイクの両面からアプローチできる方法をご紹介しました。これからますます寒くなり、肌が乾く季節がやってきます。乾燥毛穴対策を万全にして、冬に備えましょう。
※記事内の商品価格は筆者購入時の価格です。
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