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パティシエ兼ソムリエのChicca Foodです。フォンダンショコラはフランス語で溶けたチョコレートという意味。その名の通り焼きたての生地の中にスプーンを入れると中からとろ〜り、温かいチョコレートが流れ出るチョコレートケーキです。今日はその中でも小麦粉を使わずにふわふわに仕上がり、きれいに中からチョコレートが流れ出るレシピをご紹介します!
作るのが難しそうなフォンダンショコラですが、材料は6つ、おうちにある材料で作ることができます。
中からとろ〜っとチョコレートが流れるように作るためには2通りの作り方があります。いわゆる「半熟」に焼き上げるか、中にガナッシュを入れて流れ出させるか、です。
半熟に作る方が手順は簡単ですが焼き加減が難しく、焼きすぎてチョコレートが流れなかったり、柔らかすぎて取り出すとき壊れてしまったりと失敗しやすい作り方でもあります。
ということで、今回は失敗がなくきれいにチョコレートが流れ出す、ガナッシュを中に入れるレシピをご紹介します!
ガナッシュ
・チョコレート 50g
・生クリーム 50g
フォンダンショコラ生地
・チョコレート 80g
・無塩バター 80g
・卵 2個
・グラニュー糖 35g
・ココアパウダー 20g
アルミカップまたはマフィン型にバターを塗り、ココアパウダー(共に分量外)をふっておきます。オーブンを180度に温めておきます。
① まずはガナッシュを作っていきます。チョコレートを刻み、温めた生クリームと合わせてなめらかに溶かします。ラップを敷いた小さいタッパーなどに流し込み、冷蔵庫(時間がないときは冷凍庫へ!)で冷やし固めます。
② 次に、フォンダンショコラ生地を作ります。バターとチョコレートを合わせてレンジまたは湯煎で溶かします。
③ 卵を卵白と卵黄に分け、別々のボールに入れます。
④ 半量のグラニュー糖と卵黄を白っぽくなるまで混ぜ、①の溶かしたチョコレートとバターを加えて混ぜ合わせます。ふるったココアパウダーを加えて、ゴムベラで混ぜ合わせます。
⑤ 残ったグラニュー糖を少しづつ加えながら卵白を泡立ててメレンゲを作り、泡立てた卵白の一部を生地に加えて泡立て器で混ぜ合わせます。残りの卵白を加え、ゴムベラで泡を消さないようにさっくりと混ぜ合わせます。
➅ 型の半分くらいまで生地を入れ、5等分したガナッシュのひとつづつ中央に置いていきます。残りの生地でガナッシュを覆います。
⑦ 180度のオーブンで7分ほど焼きます。オーブンによって焼き時間が変わるので10分前後で調節してみてください。目安は生地のふちが盛り上がり、少し型と生地の間があいているような状態です。
⑧ 焼き上がったら2分ほど置いて粗熱をとり、ゆっくりと型から取り出します。お皿に乗せて温かいうちに召し上がってください!
焼き立てのケーキからチョコレートがとろりと流れ出すフォンダンショコラはおもてなしにぴったり。
事前に焼いておいて食べる直前にレンジで温めてもよいですし、紙のマフィン型を使ってそのままプレゼントにもできます。おもてなしにプレゼントに、大切な機会にぜひ作ってみてください!
この記事のライター
Chicca Food
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パティシエ、イタリアソムリエ協会認定ソムリエです。イタリア ローマ・フィレンツェ 、フランス ボルドーを経て現在パリ在住。フランスやイタリアのお菓子を中心に、チョコレートやフルーツを使ったお菓子や焼き菓子、お惣菜のレシピを紹介します。
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