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ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。寒い日は、やっぱり体の温まる煮込み料理が食べたくなりますね!今回は、野菜がたっぷり食べられるポトフのご紹介です。単調な味になりがちなポトフを、カレー風味で濃厚に!チーズとにんにくを加えてコクもプラス!しかも、ほろっと野菜が崩れるポトフを炊飯器で作ります。
好きな野菜とお肉の塊を煮込むだけで、簡単に美味しく食べられるポトフは、冬の定番。ヘルシーで野菜の栄養も取れるので、特に女子には人気ですね。
でも一体、どこの料理なのでしょう?
答えは、フランス。家庭で味わう「おふくろの味」なのです。
日本では、少し深いお皿にじっくり煮た具とスープを一緒に盛ります。大きな具がたくさん入ったスープといったところです。
しかし、本場では具を平たいお皿に、スープはスープ皿に盛ることが多いです。お皿の具を食べるときには、様々なソースや調味料が用意されています。
例えば、マスタードやにんにくの効いたマヨネーズ、サワークリーム、ペッパーや塩など。調味料を付けながら食べるのが一般的で、スープは別で頂きます。
残ったスープは煮詰めてブイヨンやフォンドボーといった、フランス料理には欠かせないソースのベースを作ることも。
日本とは、大きな違いがありますが、決まりがないのが良いところ。冷蔵庫にある野菜やお肉を自由に使って、自由にアレンジしたポトフを楽しみたいですね。
この記事では、飽きずに最後まで食べられるようトマトペーストやカマンベールチーズを使い、カレー風味に仕上げます。
・ロングソーセージ…4本(140~150gまたはお好みのソーセージ類)
・キャベツ…1/4個
・かぼちゃ…100~110g
・にんじん…6~7cm(80~90g)
・じゃがいも…小2個(170~180g)
・カリフラワー…小房5~6個(100~110gまたはロマネスコなど)
・小蕪…1個
・にんにく…2かけ
A)顆粒コンソメ…大さじ1と1/2
A)カレーパウダー…小さじ2~3
A)トマトペースト…大さじ1
A)ローリエ…1枚
A)水…4カップ
カマンベールチーズ…1/2個またはお好み量
オリーブオイル…適量
刻みパセリ…適量
・キャベツは、芯を残し、縦2等分のくし切りにする。
・かぼちゃは、ところどころ皮をむいて、3~4等分に切る。
・にんじんは、1~2cmの厚さの輪切りにする。
・じゃがいもは、半分に切る。
・小蕪は、6等分のくし切りにする。
・にんにくは、縦半分に切り、芽を取り除いたら、包丁の腹で潰す。
① 炊飯器に、すべての・印の野菜とソーセージを敷き詰めるように入れる。
② Aの調味料を準備し、①に加える。ローリエは、ふたつに折るかちぎって入れる。
➂ 上からAの水を注ぎ入れたら、炊飯器の窯を左右に数回傾けて、調味料が水に浸るようにする。(調味料にめがけて、水を注ぐと、下に落ちて水に溶けやすくなります。)
④ 炊飯器にセットし、普通炊きのスイッチを入れる。
炊きあがる少し前になったら、お皿を温め、カマンベールチーズを切って準備をしておくと良いと思います。
⑤ 炊きあがったら、皿に盛り、熱々のうちに食べやすい大きさに切ったカマンベールチーズを乗せる。
⑥ オリーブオイルをひとまわしかけ、刻みパセリを散らしたら、出来上がり。
炊飯器にお任せして、あとは放っておくだけで、長時間煮込んだような野菜とろとろのポトフが出来あがります。
スパイシーなカレーの風味で、味もしっかり付いています。熱々のうちにカマンベールチーズを乗せてくださいね!
お好みの野菜を入れて、ぜひ、炊飯器で作る、旨こくチーズカレーポトフを作ってみてくださいね!
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8050
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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