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美容学校教員兼スタイリストの野澤琢眞です。髪を伸ばしている途中、どうしてもスタイリングがうまくいかなかったり、スタイル自体にマンネリを覚えてきたりすることがあるのではないでしょうか?今回は、伸ばしかけの髪の毛に使える簡単ヘアアレンジをご紹介します。
髪を伸ばしている時、肩をこえたあたりで髪の毛がはねてくる問題。これは、毛先が肩にぶつかりおさまりが悪くなった時に起こります。
髪の長さが鎖骨を超えたあたりでこの現象はおさまりますが、ボブから伸ばした場合は半年ほどこの時期を我慢しなければなりません。
この場合は、無理におさめる事を考えずに毛先をはねさせて作る外ハネスタイルをおすすめします。
しかし、外ハネスタイルも毎回していると飽きてしまう…そんな時、これからご紹介するヘアアレンジができれば、脱マンネリすることができますよ!
それでは、そんな肩にかかって収まりがつかない時のヘアアレンジをご紹介します。
基本的にゴムだけで作る事が出来ますので、挑戦してみてください。
① まずは芯となる頭頂部から後頭部にかけて編み込みを作りゴムで固定します。
編み込みが苦手な場合は普通にゴムで縛るだけでも大丈夫です。ゴムで縛るだけにする場合は、あらかじめコテやアイロンで巻いておくと立体的に作る事が出来ますのでお試し下さい。
② 残った髪を、左右片方ずつ片編み込みをしながら真ん中の方まで編み込みます。
この時に初めに作った真ん中のベースに沿わせて隙間があかないように気をつけて下さい。作り終わったらクリップやダックカールで仮どめをしておいてください。
③ 残りの反対サイドの髪も同様に片編み込みで編み込みを作り反対サイドの編み込みと合わせたらゴムで縛ります。
この時に毛先を逃してお団子を小さく作ると毛先がまとまり、すっきりとした印象を与える事が出来ます。
ゴムを結ぶ時は最後に崩しを入れやすくする為に、あまりキツく結ばないように気をつけて下さい。
④ 最後に全体を立体的になるように少しずつ崩してバランスを整えます。
この時、頭の形や顔の形を考えながらひし形になるようにしてください。
髪を崩す時は、髪を少量つまみ全体が崩れないように隙間を作りながら形を整えると透け感のあるお洒落な雰囲気を作る事が出来ます。
あらかじめ残しておいた顔まわりの後毛や襟足の後毛も巻くことで、よりルーズな印象を与える事が出来ますのでやけどに気をつけて巻いてみて下さい。
いかがでしたか?
今回ご紹介したヘアアレンジを伸ばしかけの髪に行う事で、長さがある程度伸びるまで飽きる事なくお洒落を楽しむ事が出来ます。
毎日のスタイリングの中に1つのレパートリーとして持っておくと色々な場面で活躍すると思いますので、是非この機会に練習してお洒落を楽しんで下さい。
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この記事のライター
野澤琢眞
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三重県内の美容室に11年勤務した後、現在は美容専門学校の教員をしながら直営サロンでスタイリスト業務も行う。美容学生に向けて発信したInstagramのヘアアレンジ動画が分かりやすいと人気となり1年で10万フォロワーを達成。2017年「次世代インフルエンサー美容師」全国1位を獲得する。学校外でも若手美容師の為のヘアアレンジセミナーを開講し活躍の場を広げている。
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