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「愛の伝え方」には色んな方法がありますが、あなたは、どんな方法でパートナーに愛を伝えているでしょうか?この「愛の伝え方」を、ベテランの結婚カウンセラー、ゲーリー・チャップマンの言葉を借りて、ご紹介したいと思います。
チャップマン氏によると、人は、それぞれ愛を伝える言語パターンに違いがあるそうです。あなたは、次の5つうち、どの言語パターンが得意でしょうか?どのパターンを使って愛を伝えているでしょうか?
褒め言葉や感謝の言葉です。「すてきね」「ありがとう」など、ポジティブな言葉を素直にパートナーに投げかけることです。ある女性は、パートナーが帰ってくると必ず、「おかえりなさい。今日もありがとう」と、ねぎらいと感謝の言葉を毎日伝えたところ、家事や育児を積極的に手伝ってくれるようになったそうです。
時間は最高のギフトです。人生の時間は有限なので、忙しくても、できるだけ一緒に過ごす時間をつくることで愛が伝わります。ただ一緒に過ごすだけではなく、チャップマン氏は、「上質な時間(クオリティタイム)であることが大切だ」という教えです。たとえ一緒にいても頻繁に携帯電話をチェックしたり、TVを見ながら生返事をするのでは、上質な時間にはなりません。
私が講師を務めたセミナーでは、「パートナーが自分よりも、携帯電話の方を大事にしていると感じたことがありますか?」という質問に、80%以上の方が、「Yes」と答えました。全身全霊で相手に向かい合うことで、上質な時間を共有できます。
心のこもったギフトです。誕生日やクリスマスといった特別な時だけでなく、あなたとの何気ない会話を覚えていて、「これ、欲しいと言っていたよね」とプレゼントされると感激しませんか?物だけでなく、心のこもった手紙も愛を伝えるギフトです。
パートナーのために無償で何かをする行為です。見返りを期待してする行為ではありません。相手の欲しい情報を集めたり、希望を満たそうと動くことで、積極的に愛を伝えます。会っていないときでも、パートナーを喜ばせたいと、頭と心を働かせることです。
「ぬくもり」で愛を伝えることです。スキンシップは、パートナーの存在を大事だと、肯定している行為です。
チャップマン氏は、この5つのパターンのうち、人にはそれぞれ得意な「第一言語」があるというのです。「パートナーに愛が伝わらない」「パートナーからの愛を感じない」と思うとき、この言語パターンがお互いに違うことがあるというのが、チャップマン氏の教えです。
例えば、「私はポジティブな愛の言葉が欲しい」と思っていても、パートナーは、「一緒にいるから愛は伝わっている」と思っているかもしれません。
筆者はキャリアコンサルタントとして、延べ3,000人の女性にお会いしてきてきましたが、パートナーに深く愛されていると実感している女性は、積極的に自分から「より多くの愛を与える」ということを自然に行っていました。
深く愛される女性とは、パートナーの第一言語がどれなのかを確かめ、それを尊重してあげられる人なのです。
まずは自分から、パートナーの受け取りやすい「第一言語のボール」を投げてみましょう。
この記事のライター
横田真由子
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株式会社ケリングジャパン(旧GUCCI JAPAN)販売スタッフとして有名人やVIP客の担当となり、3年で店長に昇格。顧客獲得数No.1となる。選んだものを大切に手入れしながら愛し抜く姿勢に真の豊かさを感じ、「上質なものを少しだけ持つ人生」=「ミニマムリッチ®ライフ」を提唱。キャリアコンサルタントとして女性のキャリア支援を行う。著書『本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる』
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