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ある一定の年齢を迎えると、「あれ、なんか変わった…」と誰しもが年齢による変化を感じるもの。けれど、その“一定の年齢”には個人差があり、同世代でも若見えする人がいるのも事実。時間は誰しもが平等なはずなのに、なぜ「若く見える人」と「大人っぽく見える人」に分かれてしまうのでしょうか。今回は、長年実年齢よりも上に見られ続けてきた筆者が、若見えするようになった眉メイクのポイントをご紹介していきます。
そもそも、実年齢よりも若く見える人と、大人っぽく見える人の差は何でしょうか。
その理由は、顔立ちの形に違いがあるのです。顔つきに曲線が多く、丸みのあるシルエットを持っている人ほど幼い印象に見えます。反対に直線が多くすっきりした顔立ちの人ほど、大人っぽい印象に。
この効果を利用して、若見えする眉メイクの描き方を見ていきましょう。
今回の若見え眉メイクでは、2種類のブラシを使い分けます。
まずは、アイシャドウに使うような柔らかめの眉幅サイズのブラシ。このブラシで眉全体にアイブロウパウダーをのせていきます。
毛をかき分けるようにしながらジグザグと左右に動かし、地肌に色がのるようにブラシを密着させます。
眉尻と眉頭には、ほんのり色が付く程度でOK。太さは、目の縦幅の半分くらいがベストです。
髪色よりもやや明るめのパウダーを使うと、より柔らかい印象に。
硬めの小さなブラシにアイブロウパウダーを取り、眉の形を整えます。
ここでも、若見え効果をアップさせるため、丸みと曲線を意識して。眉山から眉尻が三日月型になるように、シルエットを整えていきます。
年齢とともに眉毛は薄くなり、それと同時に顔全体のたるみによって、1つ1つのパーツがぼやけて見えるようになります。
それを解消するために、眉の形をきちんと整え、締まりのある顔立ちを目指します。
リキッドアイブロウで、眉尻や毛が生えていない隙間を埋めながら、形を微調整していきます。1本1本眉毛と同じ太さの毛を足して、自然な印象に仕上げましょう。
若見えする形のポイントは4つ。
1つ目は、先述したように眉山の形を丸く仕上げること。2つ目は、眉頭を淡く仕上げること。3つ目は、眉山の位置を黒目の外側辺りに配置し、短めの眉毛に仕上げることです。
4つ目は、眉尻の長さを短めにすること。
眉毛は、人の意思を表すパーツです。ハッキリしとした長めの眉毛は、しっかり者=大人っぽい印象を与えます。
今回は若々しく見せたいので、眉尻を短めに描き、眉毛を主張しすぎないのもポイントです。
最後に、眉マスカラを塗り、眉の色を統一させます。
毛が長い人は、毛を寝かせるようにとかしながら色付けすると、曲線的な眉毛の形が強調されます。
眉毛次第で、こんなにも印象が変わることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
ナチュラルなメイクのままでも、眉メイクの形をマスターするだけで、-5歳若見えするのも夢ではないかも?!ぜひ、トライしてみてくださいね。
この記事のライター
森田玲子
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美容ライター・ヘアメイク 各媒体にて美容記事の執筆をしながら、現場にでて技術者としても活動の幅を広げる。パーソナルカラー理論に基づく似合わせメイクや、自身のコスメ知識を活かしたライティングを得意とし、幅広い年齢層へのメイクアップを提案。
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