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管理栄養士で焼菓子屋とお菓子教室を主宰しているあやこんです。病院栄養士時代からお菓子を勉強しはじめました。今回は美味しいのにゆるっと低糖質なクッキーが出来たのでご紹介します。おいしいコーヒーとその横には焼菓子が少し…。日常のカフェタイムの焼菓子が、美味しいのに今話題の低糖質だったら嬉しいですよね!そんな欲ばり女子にピッタリのクッキーです。普通の小麦粉を同じ量だけ使って作るクッキーに比べ、糖質が40%カットされますよ!
・無塩バター 50g
・きび砂糖 25g
・塩 ひとつまみ
・全卵(溶いたもの) 小さじ1
●薄力粉 30g
●全粒粉 15g
●アーモンドパウダー 30g
・●の粉をあわせておく。
・バター・たまごは室温に戻しておく。
・オーブンは180℃に予熱しておく。
① ボウルに無塩バターときび砂糖、塩を入れクリーム状によくすりまぜる。
② ①に溶き卵を少しずつ加え分離しないように混ぜる。
③ 下準備で合わせた●の粉をふるいながら②に入れ、生地を切るように混ぜる。
④ ひとまとまりになったら長さ30cmほどの棒状にしてラップにくるんで冷蔵庫で30分以上ひやす。(1晩だとなお望ましい)
⑤ 生地を冷蔵庫から出し包丁で手早く1cm幅に切って、クッキングシートを敷いた天板に間をあけて並べる。(切っている間にオーブンの予熱をする)
⑥ オーブンの温度を160℃に下げ、まずは18分焼く。焼けたら手前と奥を入れ替えて、さらに5分焼いて出来上がり。天板ごと冷ます。
ゆるっと低糖質なクッキーが完成しました。
市販の低糖質クッキーの1袋くらいの量にすると5枚くらいになります。
500円玉と比べるとこのくらいの大きさ。焼くとひとまわりほど大きくなって味もしっかり軽やかなクッキーなので5枚で十分満足!
あたたかい飲み物に合わせると満足なおやつになります。特にアレルギーがなければお子様でも美味しく食べられます。
密閉できる缶やタッパーなどに乾燥材を入れ、直射日光や温度の高いところは避けて1週間から10日ぐらい持ちます。
シーラーをして可愛くラッピングするとちょっとしたおもたせになります。
生地のまま、作り方⑤で冷凍庫に入れると1ヶ月持ちます。焼くときは同じ温度で凍ったまま焼いてください。
冷凍生地をストックしておくと、急なお客様でも手作りのクッキーでおもてなし出来ますね!
誤解があることがありますが、特に焼菓子の場合、低糖質=低カロリーに必ずしもなるとは限りません。
低糖質クッキー初心者さんに作りやすいようにバターや砂糖(今回はきび砂糖を使用)も使っています。さらに、同じ小麦粉の仲間(あえて仲間といっておきます)である全粒粉を一部使用することによって、精製された小麦粉のみより食物繊維などが取れ、クッキーに必要な「香ばしさ」をアップさせ、より美味しくなるようにしています。
今回は使用するお粉がすべて「小麦粉」だった時に比べて糖質が60%まで下がるというもの。
作り方は特に難しいこともなく、混ぜるだけに近いので(粘土のように混ぜることをしなければOK)棒状にしなくても、丸めてもOK、平らにのばし型抜きしてもOKです。
ちょっと小技があるとすれば美味しい塩をひとつまみ必ず入れてください。味がグッと締まります!
今回はアレルギー対応ではありませんが、簡単にできて応用力も抜群なので、ぜひ作ってみてくださいね♡
この記事のライター
管理栄養士
あやこん
42
とにかく料理が好き!小学生のまだ小さい時から思い続けて料理の道に進みたいという一心で管理栄養士を目指す 。卒業後病院に入職し給食管理から栄養指導まで幅広く従事し、ホスピスに異動になり楽しみでの食事を含めた癒しのおやつに目覚めお菓子作りの研究をし、美味しい素朴なおやつを提供する焼菓子屋を開業。隣にある保育園の給食も手伝いながら現在に至る。
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