/
ヘアメイクの森田玲子です。相性の良い4色がセットされた多色パレットは、アイシャドウの王道。けれど、4色全てを使いこなすのは、難しいと感じていませんか?今回は1つのアイシャドウパレットで1色ずつ色を重ねていき、4パターンのアイメイク方法をご紹介します。
セザンヌ/ベージュトーンアイシャドウ 02ロージー ベージュ 748円(税込)
保湿成分が配合された、しっとりなめらかな質感の4色パレット。4色全てを使っても派手に見えない肌なじみのいいカラーです。
今回は、「ベージュトーンアイシャドウ 02ロージー ベージュ」の①ラメカラー→②ラインカラー→③ベースカラー→④陰影カラーの順で1色ずつ重ね塗りしていき、4パターンの今っぽいアイメイクを作っていきます。
まずは、①ラメカラーのみを単色塗り。①を指に取り、アイホール全体にぼかし入れます。まぶたはほんのりピンク色に色付きますが、ラメがベースとなっているので透け感があります。
透け感のあるナチュラルなアイメイクは、まつ毛の長さを際立たせる効果が。まつ毛を根本からしっかりカールさせてロングタイプのマスカラを塗ると、韓国アイドルのような今っぽいナチュラルメイクになります。
続いては、2色使い。上まぶたのまつ毛の際と下まぶたの目尻に、②のラインカラーを入れます。②をチップに取りまぶたの際をなぞったら、小さめのブラシでぼかします。
アイラインはあえて引かずアイシャドウのみで目のフレームを囲うと、黒目がクリッと見えて可愛らしい印象に。①のラメカラーを仕込んでいるので、華やかさもあり◎。
続いては、3色使い。③のベースカラーを涙袋にチップでのせ、指先でなじませます。2色でアイメイクを仕上げたときよりも目の縦幅が大きくなり、目元が強調されます。
このようなシマーな質感のアイシャドウなら、涙袋メイクをしても子供っぽくなったり、白浮きしたりすることがないので、大人の方のメイクにもおすすめです。
最後に、パレット全ての4色を使ったアイメイク。④の陰影カラーを①のラメカラーよりも一回り小さく入れて、ブラシでぼかします。先ほどよりも陰影がつくので、目元にぐっと深みが出ます。
陰影カラー→ラインカラー→ラメカラーの順でアイシャドウを重ねるのが一般的ですが、反対の順番に塗っていくと、やわらかな印象のまま目力をアップさせることができます。
4色パレットの全ての色を使うと、派手になりすぎてしまうと感じている方は、ぜひこの順番で塗ってみてくださいね。色と色の境目がきれいになじむので、メイクが苦手な人でも簡単にグラデーションが作れます。
今回は4色のアイシャドウパレットを使い、4パターンのメイクをご紹介していきました。色を重ねるほどに華やかさが増しますが、あえて1色のみ、2色のみとシンプルなアイメイクに仕上げるのも◎。
せっかく買った多色パレットに捨て色が出てしまってはもったいない!ぜひこの方法で、その日のファッションや気分に合わせて、全ての色を使いこなしてくださいね。
この記事のライター
森田玲子
3219
美容ライター・ヘアメイク 各媒体にて美容記事の執筆をしながら、現場にでて技術者としても活動の幅を広げる。パーソナルカラー理論に基づく似合わせメイクや、自身のコスメ知識を活かしたライティングを得意とし、幅広い年齢層へのメイクアップを提案。
ビューティの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント