更新日:2018年8月12日 / 公開日:2018年8月12日
世の中には、一見体に良さそうなのに実は体に良くない健康ドリンクが存在します。朝に飲むと良い〇〇、風邪のときに飲む〇〇etc…。パッケージを見ると体に良さそうでも、裏の原材料表示を見ると実はそうではない真実が見えてきます。そこで、今回は、私が絶対飲まないようにしている健康ドリンク5つを紹介します。
世の中には飲むヨーグルト飲料などの乳飲料が多数存在しています。「腸まで届く○○菌!」や「便秘改善!」などと謳われ、一見体にも良さそうなイメージがあります。
しかし、その原材料を見たことがあるでしょうか。その製品のほとんどには、「ぶどう糖果糖液糖」という化学物質が入っており、砂糖より血糖値をはるかに急上昇させてしまう、恐ろしい物質が入っています。
これらの成分が入っているものを飲むと、余計に甘いものが欲しくなり、甘いものが止められなくなる負のスパイラルに陥りがちです。
風邪を引いたときや夏の熱中症対策として昔から親しまれているスポーツドリンク。どのメーカーのものを見ても、原材料には「砂糖」や「ぶどう糖果糖液糖」、「グルタミン酸Na(アミノ酸)」、「香料」など、体に良くない成分が数多く入っており、とても健康にいいとは言い難い飲み物です。
こんな事例があります。ある40代の女性が真夏に脱水症状に陥って病院に運ばれ、医者から「スポーツドリンクをこまめに飲め」と勧められました。その経験から女性は中学生の息子さんに「部活の練習中にはスポーツドリンクを飲んで」と毎日1.5〜2リットルのボトルを持たせたのだそうです。
そんな生活を1年ほど続けたある日、その息子さんはグラウンドで昏倒し、重度の糖尿病であることがわかりました。
糖質の入った清涼飲料水を飲めば血糖値が急激に上がります。ぶどう糖果糖液糖やアスパルテームなどの人工甘味料は、白砂糖よりはるかに血糖値を急上昇させることがわかっています。
そして血糖値の急上昇ぶりに慌てて膵臓からインスリンが大量に分泌されると、血糖値を下げすぎてしまうのです。膵臓の努力にも限界がありますから、あまりにも酷使されていれば、やがて働きが鈍くなり、糖尿病を引き起こしてしまいます。
特に子供はこうした飲料の中毒になりやすいと言われているため、10代で重度の糖尿病にかかれば、30代になる頃には透析が必要になるかもしれません。そのため、脱水症状を防ぐためにと毎日スポーツドリンクを飲むのは、実はあまりオススメできません。
野菜不足の方の強い味方なイメージがあるグリーンスムージー。
朝会社に行く前にコンビニで手に取り、デスクで飲む方もいるのではないでしょうか。しかし、これらの商品も原材料をよく見ると「アスパルテーム」などの人工甘味料や「クチナシ色素」などの着色料が多く、とても体に良いものとは言い難いのがわかります。
疲労回復や眠気を吹き飛ばすために昔から親しまれている栄養ドリンクの数々。これらも原材料を見ると、「保存料、人工甘味料、カラメル色素、安定剤」等が入った、健康とはほど遠い栄養ドリンクだと言えます。
多くの人にとっては飲み会前にウコン入りのドリンク剤を飲むのはもはや「常識」、いわば「飲み会前の儀式」のひとつと言ってもいいのではないでしょうか。
ウコン入りのドリンク剤を飲んでからお酒を飲むのと、飲まずにお酒を飲んだときでは酔いのまわり方が違うと感じたり、事前に飲んだ後の翌朝は、いつもよりスッキリしているように思ったりする人も少なくないと思います。
しかし、これも原材料を見ると、ぶどう糖果糖液糖、人工甘味料、酸化防止剤など恐ろしい材料が盛りだくさんなことがわかります。
パッケージを見る限りは一見魅力的な謳い文句が記載され、健康に良さそうなドリンクであっても、裏の原材料を見れば、事実がすべて書かれています。
こうした知識を知っているのと知らないのとでは、体に大きな影響を与えます。
情報に振り回されることのないよう、表の魅力的なパッケージに騙されず、きちんと裏の原材料を見て選びたいものですね。
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