/
美容ライター・コスメコンシェルジュの斎藤明子です。今回は、トレンドのヘアスタイルとメイクをしているのになぜか今っぽくならない…、惜しい印象になってしまう、その原因を探ってみました。
ヘアアイロンでのスタイリングを毎日していない人が、セットありきの垢抜けカットをすると、翌日シャンプーした後に悲惨な状態になることはよくありますよね。
特に注意をしたいのが前髪です。伸ばしていた前髪を、今っぽさを狙って大幅にカットするとき、ありがちなのがモード系の幅の広い前髪にしてしまうこと。そのような前髪はうねりが出るとぼさぼさ感が増し、まっすぐ過ぎても雑な印象になってしまいます。
ヘアアイロンでうまくセットする自信がないときは、簡単なブローで今っぽくまとまるようにオーダーしておくことが大事です。
また、なりたいイメージを的確に伝えることも必須です。前髪ありのヘアにするときは、前髪カットが得意なスタイリストさんを探すのもひとつの方法です。
普段のヘアスタイリングでは、鏡の前で正面からチェックして終わり…という方も多いのでは?前からみた状態のスタイリングは完璧に整えても、どうしてもバックスタイルまでは手がまわらないことが多いですよね。
特に、人気の切りっぱなし風ボブスタイルでは、横からみたときに頭頂部から頭の後ろの上部分がぺちゃんこになってしまいがち。自然な丸みとふくらみがつくれないことが多いのでぜひチェックしてみて!
スタイリングだけでは適度なボリュームを作るのは難しいかもしれません。なかなかうまくできないというときは、ミディアムやショートのボブではカットの段階で襟足にくぼみを作ると、慣れていない人でも失敗しにくいのでおすすめです。
2023春夏に人気の新作アイシャドウパレットには、使いやすいブラウンやベージュ、グリッターと一緒にきれいなブルーやグリーンのアイシャドウが入っていることが多いですよね。使いこなしてアイメイクをアップデートしたいと考えるものの、メインカラーをそのまま上下まぶたに塗り重ねると、街中やオフィスでは垢抜けては見えないことが多いもの。
おすすめは、目尻だけ、もしくは目頭だけに塗る方法です。今っぽい色使いで、しかもナチュラルさも失わないので抜け感がまとえておすすめです。
ハイライトは、ここ数年でもっとも進化を遂げたコスメのひとつです。特に新作は輝き方が絶妙で、主張しすぎないほのかな輝きながら、少し使用するだけで圧倒的に顔が立体的になり、印象も明るく華やかに見えるのでぜひ使ってみて!
ただし、近くから見ると自然な発光のため、つい広範囲に塗り広げてしまいがちなのが難点でもあります。広く塗り広げすぎると、かえってのっぺりと見えてしまいがちなので注意しましょう。
数年前は、顔型にかかわらず目の下に広めに入れる方法が主流でしたが、今は、チークを塗った上あたり目の周りに細めの楕円に入れる方法が人気です。また、スティックタイプの自然な発光のものを選ぶと、目頭、鼻のつけねに入れたときにだんぜん垢抜けて見えます。
また、長引いたマスク生活の影響か、顔がゆるんで人中(鼻と上唇の間の溝)が長くなってしまったことを気にする人が増えているのも最近の傾向。鼻の下にシェーディングを入れる人が急増中ですが、そのときに上唇の上部分にちょこんとのせて光を集めると、唇がより立体的に見えるのでおすすめです。
簡単に解決できることばかりなので、ぜひやってみてくださいね!
イラスト:suzuka(イラストレーターの詳細は筆者のプロフィールページ参照)
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
4005
美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
ビューティの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント