更新日:2024年2月29日 / 公開日:2024年2月29日
メイク講師のSAKIです。鏡を見た時「なんだか老けて見えるな…」と感じたことはありますか?お顔全体が下がって見える、重く見える、など老け見えする原因はさまざまありますが、いまいち何が原因かわからない!という方も多いようです。今回は老け見えの原因を明らかにし、「脱・老け見え」メイクを楽しむためのポイントをご紹介します!
老け見えの原因は「ベースメイク」に問題があることが多いです。
大人世代にありがちな肌トラブルをカバーすべく、ファンデーションを重ね塗り、カバー力抜群のファンデーションを隙間なく塗る!
などしていると、塗った瞬間から老け見えするだけでなく、メイク崩れしやすくなり、日中さらに老けて見えることも…!
肌トラブルは、ファンデーションではなく「コンシーラー」「ハイライト」でカバーするのが鉄則です。ファンデーションは、あくまで「肌色を補正する」ぐらいにとどめておきましょう。
濃いシミや部分的なくすみはピンポイントでカバーできるコンシーラーを。40代以降に多く見られる「目の下のくま」は、たるみによってできる影であることが多いので、コンシーラーでカバーするより「ハイライト」を目の下に馴染ませ、光で影を飛ばす方が自然です。
うまくコンシーラーとハイライトを使い分けることができれば、厚塗りを防ぐことができますよ。
ふんわりとした自然な眉に憧れる方も多いと思います。元の眉を生かし、足りない部分だけパウダーで埋める…というのは実は若い方向けのテクニック。
大人世代がアイブロウパウダーだけで終わらせてしまうと、立体感のないのっぺりとした印象に。形はしっかりアイブロウペンシルで整え、キリッとした印象に。
そのあとはアイブロウパウダーでぼかして「ふんわり感」を演出しましょう!眉山の位置は高すぎず、なだらかなアーチを描くような形を作るとエレガントな印象に仕上がりますよ。
最近街ではチークをつけている方をよく見かけるようになりました。広い範囲に馴染ませるチークは、形も色もよく目立ち、一気にお顔の血色感を底上げすることができます。
逆にいえば、とても目立つ部分であることで失敗すると一気に老け見えすることも。チークは色や質感選びにも要注意です。まずは色。青みがかったピンク、白っぽさを感じるピンクは避けましょう。
女性らしさ、優しげな雰囲気を演出できる…かと思いきや、肌色から浮いてしまい、アンバランスな印象に。オレンジを感じる「コーラルピンク」、大人っぽさを感じる「ベージュピンク」がおすすめです。
肌色を明るく見せたいならコーラルピンクがおすすめ! 質感で言えば、マットより微細なパールが入ったチークを選ぶと、フレッシュでよりイキイキとした印象を与えることができます。
アイメイクやチークに比べると、小さなパーツでそこまで目立つところではないような…と思うかもしれませんが、実はお顔の印象を大きく左右する重要なパーツ。
それが「唇」です。お顔の中心に位置するので、パッと目につきやすいパーツです。口角が下がっていたり、口角のキワがくすんでいると、それだけで一気に老けた印象に。
まずはベースメイクの段階で、キワのくすみをコンシーラーでカバーする必要があります。口角が下がって見える方は、口角の下にハイライトを入れることで、笑っていなくてもキュッと口角が上がって見えます。
さらに40代以降はリップラインがぼやけてくるので、グロスやツヤタイプのリップを塗ってもはみ出して見えることがあります。
40代以降の大人世代は、ぜひリップライナーを取り入れましょう!馴染みのいいピンクベージュのリップラインで整え、上からリップアイテムを重ねます。
これだけで一気に若見え!お顔全体も引き締まって見えるので、リップライナーは大人の必需品だと思って1本持っておいてくださいね。
今回記事内でご紹介したコスメはこちらです。
画像上から時計回りに
ディオール ディオールスキンフォーエヴァークチュールルミナイザー 02
コスメデコルテ パウダーブラッシュ 301
リリミュウ センシュアルフィックスティント 03
ユーアーグラム スリム スケッチ アイブロウペンシル
パーツごとに老け見えする原因が隠れていることが多いです。
ぜひこの記事を参考に、1つずつ老け見えメイクを解消して「若見え」メイクを楽しみましょう!
この記事のライター
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