更新日:2024年7月28日 / 公開日:2024年7月28日
美容ライター、コスメコンシェルジュの斎藤明子です。今回は、丸顔さん、面長さん、エラ張りさん、それぞれの顔のコンプレックスを解消してくれる髪型とチーク・ハイライトの入れ方をご提案します。
ストレートのすだれ前髪が人気の2024年。また、顔周りレイヤーも相変わらずの人気です。
前髪を作る場合は顔周りのレイヤーと前髪をつなげない髪型が、前髪を作らない場合は顔周りレイヤーで軽やかさと動きを出すスタイルがトレンドになっています。
それでは、顔型にあわせたアレンジ方法をみていきましょう!
顔の横幅と縦幅の差がなく全体的に丸みをおびた輪郭の丸顔さん。
もしも丸顔のコンプレックスをカバーしたいのなら、全体的に輪郭が出やすいストレートよりもふんわりエアリーな髪型が似合います。
耳の横だけふんわり外巻きにしてボリュームを出して、えりあしにすっきりくびれを作るとすっきりきれいに見えます。
また、トレンドの透け感ストレート前髪も似合いますが、おでこが透けて見えるすだれ感は絶対です!
よりすっきり見せたい時は、斜めにカットして、外側に軽く巻きながら整えると今っぽさもありながらすっきりと見えておすすめです。
顔の縦幅の長さが横幅の長さよりも目立つ面長さん。
もし、顔の長さをカバーしたいのなら、横幅にボリューム感を出してくれるひし形シルエットになるよう、耳の横あたりを外側カールで膨らみをもたせるスタイリングがおすすめです。
縦長が目立たない長さは、鎖骨くらいの長さです。毛先に少し重みをもたせたときは外ハネ気味に、顔周りにレイヤーを作ったときは毛先部分をゆるく内巻きにする方が今っぽく見えます。
また、顔の縦幅をカバーしようと前髪を重くすると今っぽく見えません。透け感のあるすっきりストレート前髪なら縦の長さも目立たず今っぽさもありおすすめです。
顔を前から見たときにエラのハリが目立つエラ張りさん。
もし、エラを目立たなくしたいなら、トレンドの顔周りレイヤーは強い味方になってくれます!
軽さと動きのある顔周りレイヤーでふんわりとエラ部分をカバーし、毛先はくるんと外巻きに。
また、前髪はあえてレイヤーとつなげず、透け感のあるストレート前髪に整えて、縦を長く見せたい時はさりげなく斜めに流すと輪郭をカバーしつつきれいな今っぽヘアスタイルにまとまります。
今年は、肌の透明感をアップするコスメが大豊作!チークは、従来色よりも全体的に白みを帯びた明るい印象のものが増え、発色の強さよりも光のあたり方で透明感を与えてくれるふんわり発色のものが増えています。
また、少し前までは特別な日だけにまとうプロ用メイクと思われていたチーク&ハイライトでつくる立体感テクニックが、ナチュラルメイク派にも浸透しているようです。
あれこれ使うのは面倒…という方には、レイヤリングを想定された、KANEBOのムードブースティングブラッシュや、DIORのディオールスキンディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウなど、チークとハイライトがセットになったものがおすすめです。
今年こそ、立体感メイクにぜひチャレンジしてみてください!さらに、コンプレックスの解消に効果的なシェーディングも、透け感がありよりリアルな顔の影に見えるグレージュカラーの人気が高くなっています。
顔の造形を自然に際立たせると、大バズりしたKANEBOのシャドウオンフェースは、リアルな影色に見えるグレージュ。
人気過ぎて手に入りにくいので、代わりを探したいという方はセザンヌのナチュラルマットシェーディング02やSHEINで買えるSHEGLAMのサンスカルプリキッドシェーディングのソフトタンなどもおすすめです。
頬の真ん中に丸くチークを入れると、顔の丸みが強調されてしまう丸顔さん。とはいえ、小顔効果をねらった斜めチークは古っぽい印象に見えてしまいます。
血色感のあるチークを広範囲に入れるチークの入れ方が人気になっていますので、ほのかなくすみ感を感じるふんわり質感のマットな血色感チーク(例えばジルスチュアートのパステルペタルブラッシュなど)を頬骨の下あたりから広めに入れ、外側にいくほど濃く色づくようにすると、コントアリング効果が得られます。
さらに、ほんのりピンクのハイライトを目の下にレイヤリングすると、自然な陰影で丸顔カバーに効果が期待できます。
影色のシェーディングは、フェイスラインやあごの下にぼかしていく方法がおすすめです。
面長さんに、頬の真ん中に横長の楕円にチークを入れる方法がおすすめというのは、メイクに慣れてきた方ならみなさんご存じかもしれませんね。
さらに、今年は、発色が淡いチークが多く、広い範囲に入れて顔全体の透明感をアップしていくと、今年っぽい垢抜け顔に仕上がります。血色ピンクのハイライトは、目の下あたりに入れます。
鼻の頭と目と目の間、顎の真ん中ににちょんちょんとのせるハイライトは、チークに重ねるハイライトよりもベージュ寄りのもの(例えばmuiceのうるみハイライター03)がおすすめです。
影色のシェーディングは、髪の生え際、おでこの上と顎からフェイスラインにかけてぼかすと縦長感が弱まります。
丸顔さんのテクニックを基本に、広めにピンクのチークを入れる方法で顔の横幅は目立たなくなります。ただし、エラ部分に血色ピンクのチークはぼかさない方がいいでしょう。
気になる部分に自然なシェーディングを入れて、自然になじむようにブラシで境目をぼかしていきます。
頬骨が目立たないように注意して、上品なツヤ感のでるリキッド系のハイライト(例えば、ディオールスキン フォーエヴァー グロウ マキシマイザー)を目の下の少し内側気味にぼかします。
また、顔の上部分に視線がいくように、リップメイクよりもアイメイクにポイントを置くメイク方法もおすすめです。
顔型別の、似合う髪型とチーク・ハイライトの入れ方をご紹介しました。
顔型のコンプレックスが悪目立ちさせずに、今の時代の雰囲気にあった抜け感や透明感をまとうメイク法として、参考にしていただければ幸いです。
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