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ヘアメイクの森田玲子です。どんなに肌がきれいな人でも、年齢を重ねると現れる目元の悩み。くまや小じわからはじまり、目の下のたるみ、シワ、まぶたのくぼみと悩みの大きさも変化していきますよね。そこで今回は、隠しにくく、崩れやすい目元悩みを、なるべく少ないステップで、簡単にカバーする方法をご紹介いたします。ヘアメイク愛用のおすすめコンシーラーも合わせてチェックしてみてくださいね。
年齢とともに頬がコケてきた…と感じる人が多いのと同じく、まぶたも脂肪が減り、目周りの骨格が目立ち、くぼんできます。
くぼみをカバーするには、暗く見える凹み部分をフラットに見せるためのメイクをします。
反対に、影を強調させるような暗めのブラウンや、くすみカラーのアイシャドウを考えずにアイホールにのせてしまうと、くぼみがが目立ってしまいます。
①肌色をトーンアップさせ、くすみをカバーする下地を塗ります。塗りすぎるとシワに溜まり、メイク崩れの原因となるため気を付けます。
②明るめのコンシーラーをくぼみが一番深いところにのせ、指やブラシでまぶた全体に広げていきます。明るめの色をのせることで、まぶたがふっくらと見えます。
③マットなフェイスパウダーをのせます。トーンアップ効果のあるものや、くすみ感をカバーしてくれるものを使います。パール感のあるものや艶っぽいものは、凹凸を強調させるため、くぼみが目立ってしまいます。
影を強調させるブラウン系のアイシャドウや、パール系のアイシャドウを使うときは、このようにくぼみをカバーした後に使うと、暗く見えにくくなります。
A ファインビジュアル/UVプロテクト メイクアップベースa
みずみずしい透明感が持続するUV下地。オレンジベージュがくすみをナチュラルにカバーしてくれる。
B ドクターケイ/薬用CリンクルホワイトUV
肌は確実に明るくなるのに、不思議なくらい溶け込んでくれるトーンアップ下地。7種のビタミンが配合され、ケア効果にも期待!
C アナ スイ コスメティックス/ローズ プレスト パウダー 300
大人肌にもおすすめできるさらさら系パウダー。乾かない、崩さない、肌色まで整えてくれる万能コスメ。
目の下に大きな涙袋のように出現するぽこっとした膨らみ。脂肪が溜まり、たるみが強調されてしまいます。
メイクで凹ますことはできなくても、境目をなじませるための工夫をするだけでかなり目立ちにくくなります。
①境目にコンシーラーをのせます。暗く、凹んで見えるアイホールに厚みを出し、明るく見せるのがポイントです。たくさんコンシーラーをのせるほど、時間が経ったときにベースメイクがヒビ割れて、悪目立ちしてしまうので、膨らみ部分には極力コンシーラーをのせないようにします。
②ブラシに残ったものを目頭にもいれます。ここを明るくすると、目周り全体がふっくらと明るく見えます。
ぷくっと膨れたところに色々と重ねてしまいたくなりますが、メイクしたてはよくても、時間が経つとたるみが強調されてしまうため、極力薄づきに仕上げます。
シワには、とにかく塗らないというのがポイントです。特に表情とともに目周りは動くので塗り過ぎは厳禁。
その代わり、シワが強いところは暗く見えがちなので、コンシーラーで明るくします。
①乾燥しすぎても、保湿力が高すぎてもくずれてしまう目元。硬すぎす柔らかすぎない、ほどよい硬さのコンシーラーをセレクトします。
ブラシに取ったら一度手の甲でなじませ、少量を払うようにして目尻側のくすみをカバーします。
塗ったあとはスポンジや指先でおさえるようになじませ、余分なものを取ります。
②指についたくらいのわずかなコンシーラーを目尻側になじませます。この部分は、ファンデーションも薄く塗るようにします。
シワを目立たせないためには、メイク前だけでなく毎日の保湿ケアで肌にうるおいを与え、ベースメイクは最小限に留めます。
隠したい大きなシミなどがある場合は、すぐに乾くハイカバーなコンシーラーを少量のせ、のせる量を減らす工夫を!
A アディクション/スキンリフレクト フレッシュ コンシーラー002
柔らかいのにすぐに密着してくれるほどよい硬さのコンシーラー。
B デイジードール/コンシーラー パレット R-01
赤みのある色が大人の目元悩みも上手にカバー。
C 三善/シャレナ カバーファンデーション アソート
極少量で頑固なシミやくすみも徹底カバー。
部分使いがおすすめ。
D ディオール/ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー
小じわに溜まりにくく、肌を理想の色へと整えてくれる。
今回は、年齢の変化が出やすい目元のお悩みをカバーするメイク方法をご紹介していきました。
たくさんのプロセスがあるほどに、毎日続けることが難しくなってしまう人も多いかと思います。
簡単な方法のみをご紹介しましたので、ぜひお試しくださいね。
この記事のライター
森田玲子
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美容ライター・ヘアメイク 各媒体にて美容記事の執筆をしながら、現場にでて技術者としても活動の幅を広げる。パーソナルカラー理論に基づく似合わせメイクや、自身のコスメ知識を活かしたライティングを得意とし、幅広い年齢層へのメイクアップを提案。
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