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美容ライターの遠藤幸子です。知らず知らずのうちに続けていることが、老け肌に繋がっていることがあります。今回はアンチエイジングアドバイザーの資格を保有する筆者が、やると老け肌一直線と感じる、今すぐにやめるべきNG習慣を紹介します。
現在47歳の筆者ですが、30代後半の頃、実年齢よりも老けて見られる経験をしました。
奮起して生活習慣や食事、スキンケアを大幅に見直すことに。その結果数年かけて肌の若返りを叶えました。
下の画像は、老けて見られた30代後半と現在の筆者のすっぴん画像を比較したものです。
美容医療には頼らず、ほぼセルフケアで、2年前の結果ではありますが、SK-Ⅱの診断機で肌年齢−14歳と判定されました。
以前は毎日飲酒するのが習慣でしたが、寝付きは良くても毎晩のように中途覚醒し、再度眠れずに苦しい夜を過ごすことがよくありました。
体重が増えてしまったこともあり、一念発起して毎日の飲酒をやめ、ノンアルコールビールに切り替えました。今では1週間に1、2度微アルコールビールを1本飲む程度です。
この生活に切り替えてから筆者は朝までぐっすり眠れる日がかなり増え、夜中にお手洗いなどで起きてもすぐに眠れるようになりました。
すっぱり飲酒をやめなくても寝酒はやめ、飲酒量や飲む頻度については見直すことをおすすめします。
皮膚がとても薄く、乾燥肌なので、朝洗顔料を使って顔を洗うと余計に乾燥するからとぬるま湯洗顔にしていました。その頃は顔がどんよりくすんでいましたが、自分では気がついていませんでした。
ある時毛穴の汚れや肌のトーンが数年前よりも落ちていることに気がつき、朝洗顔料を使って顔を洗うようになったところ少しずつ肌に明るさが戻ってきました。
乾燥肌への対策としては、すぐに洗顔料を使用するのではなく、乾いた肌に適量美容オイルをなじませてから軽く顔をすすぎ、洗顔料をしっかり泡立てて顔を洗っています。
そうすることで天然保湿因子などの流失を防ぎ、肌の乾燥やバリア機能をできるだけ守って汚れを落とすようにしています。
誰しも癖があると思いますが、特に見直したいのが噛み癖と寝る向きの癖です。片側ばかりで食事の度に咀嚼していると、その反対側の筋肉が衰え、たるみの原因に。
歯の不具合があれば治療し、できるだけ同じ頻度、それが難しい場合でもできるだけ意識して苦手な側でも噛むことを心がけましょう。
筆者自身右側を下にして眠る癖がありますが、下にしている側は老廃物や水分などが溜まりやすくなってむくみなどで顔が大きくなるといった問題が生じました。
加えて上にしている側がたるみ、顔の両サイドの印象が異なるのが悩みの種でした。これは現在も続けていることですが、整体に通い身体の歪みを整えることで少しずつ仰向け寝に移行できています。
腰の隙間にクッションを入れたり、足を少し高くしたりして寝ると仰向け寝しやすいと感じています。
運動不足は血行不良にも繋がり、肌の新陳代謝にも影を落とします。肌のターンオーバーの乱れは肌トラブルだけでなく、エイジングの進行にも繋がります。
筆者も運動不足を見直し、美容と健康のために心がけて長いときで1時間ウォーキングしているほか、毎日階段の昇降を少なくとも5分は続けています。
スマホやPCに熱中しているとつい顔が前に突き出たり、猫背になってしまったりします。その結果顔のたるみに繋がりやすいので、姿勢を見直すように心がけています。
また、目の疲れから頭皮や首、肩が凝ると血行不良に陥り、くすみや目の下のクマなどのほか、たるみも引き起こすことに。
1時間に1度は最低でも休憩し、目を休める、首や肩のストレッチをする、太もものマッサージをするなどしています。
InstagramやYouTubeなどでマッサージの方法を学んでトライしやすい環境になりましたが、自己流に陥る危険性を孕んでいます。
筆者もたるみを解消したいと思い、マッサージに励んでいた時期がありましたが、皮膚を引っ張る恐れがある自己流マッサージはNG。やりたい場合にはプロに直接学んで正しいやり方で行うことが大切です。
今回はアンチエイジングアドバイザーの資格を保有する筆者が、やると老け肌一直線と感じる、今すぐにやめるべきNG習慣を紹介しました。あてはまるものがあれば今すぐに見直しましょう。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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