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美容ライターの遠藤幸子です。季節を巡るごとにファッションのトレンドが移り変わっていくようにメイクのトレンドもまたそれに伴い、移り変わります。今回は2025年のトレンドを踏まえ、2024年とは微妙に異なる垢抜けベースメイクのやり方を紹介します。
2024年は、補正し過ぎないナチュラルでラフな肌がトレンドでした。2025年もこの作り込み過ぎない肌は引き続きトレンドになっている印象です。
具体的には隠したほうがいい最低限の肌悩みをカバーしつつも素肌感を大切にし、内側から滲み出るようなウエットなツヤ感を与えるのが2025年らしい肌です。
加えて、2024年の下半期のひとつのテーマが透明感だったのに対し、微妙に変化し、透明感がありつつも温もりを感じさせる肌が2025年らしい印象です。
2025年のトレンドを踏まえた垢抜けベースメイクのやり方は、下記の通りです。
ピンク色の化粧下地を使うと、血色感が出ます。加えて、肌のくすみをカバーするためにトーンアップ効果があるものを選ぶのがポイント。さらに、ツヤ感のあるものを選ぶことでより2025年らしい肌に仕上がります。
<おすすめアイテム>
「エリクシール デーケアレボリューション トーンアップ SP+ aa」(全1色 SPF50+・PA++++ 35g/税込価格3,410円)
ファンデーションはほどよいカバー力を兼ね備えながらも素肌感を残した仕上がりになるものを選びましょう。加えて、みずみずしいツヤを讃えた仕上がりになるものを選ぶと、より2025年らしい肌に仕上がります。
ただし、使用量には注意が必要。厚塗り感が出ないように少量ずつ塗り広げることが大事です。気になる部分には少量重ね付けしても構いませんが、気になる肌悩みはコンシーラーでカバーしましょう。
<今回使用するアイテム>
vim BEAUTY(ヴィム ビューティー)「オールデイ モイスト リキッドファンデーション 19、21※混ぜて使用」(全3色 SPF30・PA++ 30mL/税込価格3,190円)
クマや肝斑、小鼻の赤みなど隠したい最低限の肌悩みは、コンシーラーでカバーしましょう。ハイカバーのものやマットな質感のものを選ぶと厚塗り感が出ることがあるので、ツヤがあり、ナチュラルな仕上がりになるものを選ぶことが大事です。
<今回使用するアイテム>
&be(アンドビー)「&beファンシーラー ライトピンク&オレンジ」(全3色 SPF20・PA++ 税込価格3,850円)
フェイスパウダーを使わないほうがファンデで作り上げたツヤ感を活かすことができますが、崩れが気になるという側面もあります。
そこで、ファンデまでで作り上げたツヤ感を損ねずになめらかな肌に整えるフェイスパウダーを使うのがおすすめです。
そうすることでまるでフィルターをかけたような美肌に整い、より2025年らしい肌に仕上がります。ただし、使用するフェイスパウダーは、ソフトマットまでの質感で選ぶことが大事です。
<今回使用するアイテム>
コスメデコルテ「ルース パウダー 07 nude matte snow」(税込価格6,050円※現品価格)
※画像はノベルティのミニサイズです。
中顔面短縮メイク、人中短縮メイクは引き続き2025年も注目を集めています。そのためハイライトとシェーディングを使い、光と影を生み出すことで立体感を作りましょう。
とはいえ、ハイライトもシェーディングもナチュラルな仕上がりになることが何よりも大事。ハイライトはさりげないツヤや輝きを与えるもの、シェーディングは肌に溶け込んで入れているのがわからないような仕上がりになるものを選びましょう。
ハイライトはCゾーンや鼻筋など光を集めたい場所に、シェーディングは頬の下、鼻筋横の小鼻の手間やフェイスラインなど影を作りたい場所に塗りましょう。
<今回使用するアイテム>
画像右「RMK ラディアントカラースティック 04 ウィスパー オブ ウィステリア」(全6色 税込価格3,630円)
画像左「セザンヌ シェーディングペンシル 02 クールトーン」(全2色 税込価格660円)
トレンドを意識し、使用するアイテムを厳選してメイクすることで旬な肌に仕上げることができます。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
7406
日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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