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美容ライター、コスメコンシェルジュの斎藤明子です。2024春から引き続き話題の「色そのものを目立たせない=ミュートカラー」アイメイクの人気は、秋冬も続きます。それとともに、アイラインで目元を盛るメイクが定番化していきそうです。そこで今回は、目の形別に似合う目尻ラインをご提案します。
目尻ラインでピンとこない方、わかりやすいところでいえば、2024年春に全世界で大ヒットした韓国ドラマ『涙の女王』のヒロイン「ホン・ヘイン」のアイメイクをチェックしてみて下さい!
アイシャドウの色を目立たせず、目尻だけにアイラインを引いたアイメイクは抜け感があるのに華やかさもあるのが印象的ですよね。
カーブはつけすぎず15度くらいのゆるめ、はみ出し部分は長めなのが特徴です。つまり、まるで長いまつ毛が目尻に1本増えたように見える、目尻だけにすっと引いた細いアイラインが今っぽ目尻ラインの特徴ともいえます。
目のキワがまるっと見える二重さんは、目尻だけに引くアイラインが太いとかえって不自然な印象になってしまうことがあります。
黒目の外側あたりからラインを引き始めて、なるべく細長いラインを目尻に向けて引いていくときれいになります。
物足りないと感じるときは、目尻側だけはリキッドで細く引いて、目の真ん中にペンシルタイプのアイライナーでインサイドラインを入れると黒目が大きく可愛くなります。
目のキワのアイメイクがまぶたの折りに入って見えなくなりがちな奥二重さん。目尻だけに引くアイラインは、奥二重さんの目元にあっているアイメイク法ともいえます。
ただし、黒のラインを太く引くと、悪目立ちし、目が内側にせまって小さく見えてしまうことがあります。
おすすめは、黒みをおさえたなじみブラックやグレージュのアイライナーです。アイシャドウパレットの締め色を細い平筆をねかせながら引いていく方法もおすすめです。
目の形が変わったように見せることのできる目尻アイライン。
一重さんは、悪目立ちせずにくっきり感もあるなじみブラックのアイラインを目じりだけに細く長く平行に入れると、横に目が大きく見えて、涼し気な目元の印象が際立ちます。
長く引きすぎると目が細長く見えてしまうので、少しだけ太めに引くといいでしょう。または、引き締め効果のあるベージュや透け感のある明るいピンクブラウンをまぶた全体にのせて、アイラインとなじむように彩るときれいです。
目尻アイラインは、目の特徴をきちんととらえればどんな目にもきれいにフィットしてさりげなく目を大きく見せてくれるラインなので、ぜひやってみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
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美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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