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ヘアメイクの森田玲子です。思い出の記録やSNS用に、普段からスマホで写真を撮る機会は少なくありませんよね。けれど、結婚式や家族写真などのイベントで、プロに撮影してもらう機会は滅多にありません。それなのに、せっかく撮ってもらった写真に限って写りが悪く…ショックを受けたことはありませんか?今回は、日常のスマホ撮影はもちろん、どんなシーンでも写真映えするためのメイクのポイントをご紹介いたします。
水分量たっぷりなツヤ肌は、憧れる人も多いでしょう。けれど、スタジオなどの照明ある場所でのツヤは、脂っぽいヌメッっとした質感に見えてしまうという悲劇が…。
鼻、額、こめかみ、顎先は、マット~セミマットに仕上げた方が、毛穴レスできれいな肌に見えます。
自分ではしっかりメイクをしたはずなのに、写真で見たら案外顔が薄かった…なんてともありますよね。そんな事態を防ぐには、各パーツの際をさり気なく強調するのが大切です。
ぱっちり見せたい目元は、インラインが必須!ビューラーでまつ毛をカールさせたら、まつ毛とまつ毛の隙間を埋めるようにインラインを引きます。下まつ毛の際には、淡いブラウンアイシャドウを薄っすらとのせます。
目元をはっきり見せたいからとアイシャドウを濃くのせるのではなく、あくまでも肉眼でも、写真越しでも美しく見せるために、さり気ないメイクテクを取り入れましょう。
眉をぼんやりと描いてしまうと、照明でかすれてしまい、消えかかったように見えてしまうことが…。
すると、顔全体もぼんやりと見えてしまいます。眉のフレームをきちんと描くことで、顔が引き締まり小顔効果もアップ。
特に眉山から眉尻は光が当たると消えやすいので、地肌にしっかり色をのせるようにしましょう。
写真で見た時に平面的に見せないためには、シェーディングが欠かせません。顎下や、ノーズシャドウ、額が広い人は額の生え際など、顔の形に合わせでシェーディングを入れましょう。
あわせて、チークやリップに鮮やかな色を使うとメリハリがでます。特に、スタジオで撮影する場合は、照明でメイクが薄く見えることが多いです。たとえアイメイクが苦手でも、血色感と立体感さえあれば、その人本来の魅力が映えるでしょう。
リップは、きちんとした印象に見せたい時は、リップライナーで唇の輪郭をくっきり描きます。ツヤを出し、リップラインを柔らかくぼかすと、カジュアルな印象になります。
今回は、写真映えするメイク方法をご紹介していきました。
家族写真や結婚式などでカメラマンさんに撮影してもらうときには、衣装も普段よりも華やかなことが多いでしょう。
だからこそ、メイクもそれに合わせてしっかりするとバランス良く写真に写ります。大切な日のメイクにお役立てくださいね。
この記事のライター
森田玲子
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美容ライター・ヘアメイク 各媒体にて美容記事の執筆をしながら、現場にでて技術者としても活動の幅を広げる。パーソナルカラー理論に基づく似合わせメイクや、自身のコスメ知識を活かしたライティングを得意とし、幅広い年齢層へのメイクアップを提案。
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