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メイクアップアドバイザーの伊早坂美裕です。平成と違い、ナチュラルなのに盛れるメイクがトレンドの昨今ですが、ナチュラルメイクをしたつもりが、なんだかすっぴんのようで全然盛れていなかったり、メイクをした方が老けて見えるような気がしたりしていませんか?そこで今回は、大人の美人ナチュラルメイクのやり方をご紹介します。
ベースメイクはマット肌ではなくツヤ肌に仕上げましょう。肌にツヤが宿るだけで若々しい印象に見えます。厚塗りはそれだけで老けて見えるので、下地もファンデーションも、目の下から頬にかけての三角ゾーンにのみ少し厚みを持たせて、他の箇所は、とにかく薄く仕上げます。
この薄膜仕上げでもカバーしきれない肌悩みは、コンシーラーでカバーするようにしましょう。くまやシミをコンシーラーでカバーしている方は多いと思いますが、大人世代のベースメイクで欠かせないのが、小鼻と口角のコンシーラーです。
この2箇所がコンシーラーでカバーされていると、顔の清潔度合いがグッとアップして、薄付きなベースメイクでも、大人に必要な、清潔感ときちんと感のある印象に見せることができます。
ナチュラルメイクとはいえ、若い頃よりも目元の印象がぼやけてきたから、アイメイクには華やかなカラーを使ったり、コントラストのはっきりしたブラウンメイクで立体感のある目元にしたりした方がいいのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、その方法は昨今のトレンドとは少し離れていて、古い印象に見えてしまいます。トレンドに沿った大人のナチュラルメイクをするなら、アイシャドウよりも、まつげとアイラインで盛りましょう。
アイシャドウは肌なじみがよく、血色感のある暖色系のカラーで自然な立体感をつくり、まつげの間をダークブラウンのアイライナーでしっかり埋めます。その後、黒目の終わりの位置から目尻に向かってラインを引きましょう。
マスカラは、ボリュームよりも、セパレートロングを意識して塗りましょう。ダマのないスッと伸びたまつげが正解です。マスカラだけでは上手くできない場合は、まつげコームを使ってみましょう。
素敵な大人に見せるために重要な要素が、清潔感とほどよいきちんと感です。リップメイクはこの2点が大きく関わるパーツなので、しっかりポイントを押さえましょう。まずは、自分の素の唇の色に近いカラーのリップペンシルで輪郭を描き、軽く中を塗りつぶします。
このとき、上唇の山の角をしっかり描いてしまうと、古臭い印象になり老け見えにつながるので、少しなだらかな山を意識して描きましょう。リップにボリュームがほしい場合は、1mmオーバーに描きます。描いたラインのアウトラインがくっきりしていると古く見えるので、指や綿棒でアウトラインを軽くなぞりぼかしましょう。
その後、自分の肌トーンに合う血色感カラーのリップを塗り、最後に口角のラインをコンシーラーで整えます。他の部分はぼけている方がいいのですが、口角がぼけていると、だらしなく見えるので気を付けましょう。
また、口角のラインをピシっと整えると、きちんと感が出るだけでなく、口角が上がっているように見えるため、無表情のときでも機嫌が悪そうに見えないので、ぜひやってみてください。
今回使用したメイクアイテムはこちらです。
・ヴォワールコレクチュールn/クレ・ド・ポーボーテ
・ゼン ウェア グロウ/コスメデコルテ・フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー00/ディオール
・ザ アイシャドウ パレット001/アディクション
・エクストリームジェルプレッソペンシルライナー04/クリオ
・スティロ ユー ウォータープルーフ N943/シャネル
・ブラウンズ クリーミィペンシル BR303/ヴィセ
・オールデイロングアンドカールマスカラ/ミルクタッチ
・ドットオンムードリップペンシル02/ハートパーセント
・ルージュ デコルテ34/コスメデコルテ
いかがでしたか?大人の美人ナチュラルメイクのやり方をご紹介しました。ナチュラルメイクが上手くいかない方の参考になれば幸いです。
いきなりすべてのパーツを変えるのが難しい場合は、取り入れやすそうだなと思ったパーツからチャレンジしてみてくださいね!
この記事のライター
メイクアップアドバイザー/日本フェイシャルケア協会認定エステ...
伊早坂美裕
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美容ライター・メイクアップアドバイザー・日本フェイシャルケア協会認定エステティシャン。スキンケアからメイクまで、キレイになるための幅広い知識を活かし様々な媒体で執筆。自身が運営するブログサイト「Precious muse」では、厳選したアイテムの紹介や、美肌を育むためのこだわりの美容法を発信している。
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