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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。若々しく見せたくてメイクしたはずが、仕上がりを見ると逆に老けて見えることはありませんか?今回は、一つ間違えると老け見えにつながるメイクをご紹介します。お直し方法もお伝えするので、ぜひチェックしてください。
肌の細部まできれいに見せようと、ベースメイクを塗りすぎていませんか?フェイスラインまでしっかりと塗りすぎると、顔が本来より大きく見える原因になります。
本来であればフェイスラインは影ができやすいため、シャープに見える部位といえます。しかし、顔の中央と同じようにファンデーションやコンシーラーを塗ると白く明るく見えるため、顔が膨張した印象になるでしょう。
顔全体にはナチュラルな仕上がりのファンデーションを使いましょう。頬を中心に塗り、フェイスラインは手やスポンジに残ったものをなじませる程度で十分です。
頬や赤み、クマなどが気になる部分には、コンシーラーを重ねておくと肌は十分きれいに見えます。フェイスラインは薄く仕上がるため、自然なシェーディング効果を狙えるでしょう。
仕上げに毛穴カバー効果に優れたパウダーを塗布しておくと、ファンデーションやコンシーラーが薄くても肌がきれいに見えますよ。
左から
ルナソル「カラーオイルセラム」EX02 Lucent Mint(税込7,700円)
ディオール「ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー」1.5N ニュートラル(税込5,720円)
エスポア「フレッシュセッティングパウダー」(税込1,650円)
若見え効果を狙うときに重要となる眉メイク。近年は明るく軽やかな眉を演出するためにアイブロウパウダーや眉マスカラを使うのが主流です。アイブロウパウダーはふんわり感を、眉マスカラは色を変えて明るさを出す効果があり、近年の眉メイクに欠かせないアイテムといえます。
しかし、パウダーやマスカラを使っても抜け感が出ないというケースがあります。考えられる原因が、ペンシルできっちりと描き込みすぎていること。抜け感が出るとされるアイテムを使っていても、ペンシルで塗りつぶすように描いていると抜け感が損なわれてしまいます。
アイブロウパウダーを使うときは、最も明るいハイライトカラーを眉頭から眉中にかけて地肌になじませるように塗布してみてください。このひと手間で眉のふんわり感が高まります。
眉中に中間色、眉尻に濃色を使って眉の形を描き上げたあと、眉マスカラは眉頭を立たせるように、眉中から眉尻は毛流れを整えるように塗れば完了です。ふんわりと明るい抜け感のある眉に仕上がります。
左から
キャンメイク「パーフェクトマルチアイズ」07 ウィークエンドオランジュ(税込858円)
ルナソル「フェザリーアイブロウジェル」01 Tender Brown(税込3,300円)
強さのある洗練された雰囲気がお好みの方から、濃い色の口紅が選ばれることは少なくありません。とくに、ブラウンレッド系の口紅は女性らしさや色気も楽しめるだけでなく、洒落感も出せるとして人気のカラーです。
しかし、口元に存在感の強い色をしっかり塗ると、昔のメイクを彷彿とさせる仕上がりになりやすいでしょう。服装や髪型などとのバランスもとりにくく、難易度が高いメイクといえます。赤みのあるブラウン系のリップを楽しみたいときは、グロスで取り入れるとバランスがとりやすいでしょう。
口紅のようにしっかりと色づかず、ツヤ感をメインとした仕上がりになるため、普段使いに便利です。ブラウン特有の大人っぽさや今っぽさを感じさせつつも、服装やシーンをそれほど選ばず使いやすいでしょう。
トム フォード ビューティ「グロス リュクス」20 ファントム(税込8,250円)
メイクは少し変えるだけで印象が変わります。今回ご紹介した老け見えメイクに心当たりのある方は、ご紹介したお直し方法をぜひ試してみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1818
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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