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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。「隠したい部分が増えるほどメイクが厚塗りになる」とお悩みではありませんか?お悩みに応じたアイテムを効果的に使うことで、ファンデーションなしでもきちんとカバーしながら薄づきに仕上げられます。今回は、しみ・くすみ・ほうれい線・乾燥をカバーするメイクテクニックをご紹介します。
くすみが気になるときは、コントロールカラーを活用するとお悩みが軽減されます。くすみの色によって適した下地が異なるため、下記を参考にしてください。
●黄ぐすみで健康的に見せたい人:パープルで黄みを抑えつつ透明感と血色感をアップ
●黄ぐすみを飛ばして透明感を高めたい人:ブルーで黄みを抑えて透明感をアップ
●赤黒いくすみ:イエローで赤みや色ムラを抑えて自然にトーンアップ
●クマや茶ぐすみ:オレンジでクマやくすみをカバーして血色感アップ
筆者は赤黒いくすみが出やすいのでイエロー系を使うことが多いですが、今日はクマがひどく血色感もプラスしたかったので、パープル系を使いました。
パープルを使うと透明感と血色感の両方を高められるので、顔の印象がぐんと華やかになります。華やかなシーンへのお出かけ時にもぴったりのカラーです。
今回使用したのは、エスポア「デューライクジェロー トーンアップクッション」ニュートラルモーブ(税込3,190円/SPF50+・PA+++)
色補正効果だけでなくカバー力も高く、ファンデーションなしでも過ごせる優秀なアイテムです。クッションタイプなので手を汚さずに塗れるのも助かります。
頬や目の下に使うコンシーラーは、ハイライト代わりとして明るめを選ぶ方が多いでしょう。しかし、シミをカバーしたい場合は、明るめの色は控えてください。シミは本来の肌より暗い状態であるため、そこに肌より明るめのコンシーラーを重ねてもうっすらと透けて見える可能性が高いでしょう。
しみ隠しを重視したい場合は、暗めのカラーを使ってみてください。暗めといっても肌より暗い色を選ぶ必要はなく、肌により溶け込むような色を選べばOKです。フェイスラインの色に合わせると、しっくりなじむ色を選びやすくなります。
頬の肝斑のような薄く広がったシミの場合、塗る範囲も広めになるため、柔らかいテクスチャーのコンシーラーが適しています。点状のシミの場合は、硬めのクリームタイプやスティックタイプでしっかりカバーするとよいでしょう。
今回使用したのは、ベアミネラル「ベアプロ 16HR オールオーバー コンシーラー SPF25 PA+++」ライト 255 ニュートラル(税込4,620円)。
なめらかなテクスチャーで、コンシーラー・ファンデーション・ハイライター・シェーディング・毛穴カバー下地・美容液・日焼け止め(SPF25・PA+++)と7つの役割を兼ね備えた便利なコンシーラーです。
ほうれい線が気になる場合は、その部分の印影を光で飛ばすとよいでしょう。キラキラしたハイライトを使うと悪目立ちするので、明るいコンシーラーを薄く入れるのがおすすめです。
鼻から1cm程度までに、ほうれい線を断ち切るようにごく少量を置いたら、ブラシで薄くのばしていきます。口周りはよく動く部分なので、厚く入れると崩れる原因になります。できるだけ少量にとどめましょう。
ブラシに余ったコンシーラーは、小鼻や口角に塗っておくと赤みやくすみをカバーできます。細部を丁寧に仕上げることで洗練された印象になるので、ついでに塗っておくとよいでしょう。
ここで使用したのは、デイジーク「プロ コンシーラー パレット」01 COVER(税込3,300円)。
9色入りでさまざまな肌色や肌悩みに対応しやすいアイテムです。今回は左列中央の一番明るいベージュを使いました。
今回のベースメイクはファンデーションを使わず、パープルのコントロールカラーと2色のコンシーラーで仕上げました。お悩みに合わせたアイテムを取り入れることで、厚塗り感なくしっかりと悩みをカバーできます。
厚塗りを防ぐとメイクが粉っぽくならないのも、大きなメリットです。厚塗りすればするほど粉っぽくなりメイクによる乾燥が起こりやすくなります。とくに冬はフェイスパウダーの量が多いだけでも乾燥しやすいので、極力薄く仕上げることをおすすめします。
今回ご紹介したお悩み別メイクと似たお悩みがある方は、ぜひ試してみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1849
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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