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美容ライター、コスメコンシェルジュの斎藤明子です。同じ眉のスタイリングでも、ちょっとした角度の違いで、顔全体の印象は驚くほど違って見えます。今回は、目元の形によるベストバランスの眉の角度とその描き方をご提案します。
目頭よりも目尻が上に上がっていて、目の角度が高く吊りあがった印象に見える上がり目さん。スタイリッシュで知的な印象の方が多いです。目の角度にあわせて眉毛を上げて描くと、顔全体がきつい印象になってしまいます。
とはいえ、眉尻を下げた下がり眉毛にすると、目尻側の眼と眉の距離が近くなり、ちぐはぐになります。また、すっとのびた平行眉に整えようとすると、バランスが取りにくいのであまりおすすめはできません。
もとの眉毛を活かしながら、ストレートなラインを意識した眉にすると失敗しにくくておすすめです。眉頭にポイントを置きつつ、ラインはしっかりぼかして色味をおさえておきます。
眉頭から眉山まではストレートに整えてアイブロウパウダーで色をのせ、眉尻は下げ過ぎずゆるやかなカーブですっきり整えます。同じ色みのアイブロウペンシルですっきりとしたラインを描くときれいにまとまります。
目頭よりも目尻が下がっていている印象の下がり目さんは、甘めで優しい印象の方が多いようです。目の角度に合わせた下がり眉では、いつも困っているように見える「困り顔」になってしまいます。
アーチ眉に整えて眉メイクをすると、目尻を描く段階でだんだん下に下がって、この困り眉になってしまうことがあるようです。顔全体がぼんやりしてしまうので気をつけてくださいね。
直線を感じさせる平行眉を意識すると、下がり目に好相性です。2024年は少し細目の眉毛が人気でしたが、2025年は心持ち太めにした方が、今っぽい印象に整います。
眉頭はアイブロウマスカラなどで色味をプラスしてアウトラインを感じさせず、眉尻はペンシルで自然にすっきりさせることで、まとまり度がアップします!
自然な仕上がりには、なぎなた型のアイブロウペンシルがおすすめです。
平行目の定義はとくにありませんが、上がり目でもなく下がり目でもない、目の角度に大きな特徴のない方は、目の形よりも顔型に合わせての眉メイクがおすすめです。眉メイクトレンドとしては2024年に引き続き、2025年も骨格にあわせた少し丸みのあるアーチ眉の人気が続いています。
眉全体の色をトーンアップして、眉そのものの存在感を薄める抜け感眉メイクの人気も続いています。また、2024年は、細めの眉人気が復活していましたが、2025年はよりナチュラルな印象の少し太め眉が人気になってくるようです。
アイブロウジェルで毛流れを整えたり、アイブロウマスカラで毛流れとともに色味を変えてみたりすると、失敗なく今っぽ眉毛が作れるので、いろいろ挑戦してみてはいかがでしょう。
目の形に合わせた、似合わせ眉メイクをご紹介しました。もし、上がり目や下がり目といった目の特徴を目立たなくしたいなら、眉のメイクで印象を変えるのことができるのでぜひやってみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
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美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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