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美容ライター、コスメコンシェルジュの斎藤明子です。すっかり人気が定着した感のある10代・20代といった若い世代の涙袋メイク。そろそろ見慣れてもいいはずなのに、どうしても、そのよさがわからないという方が、大人世代にはまだまだ多いようです。そこで今回は、本当に涙袋メイクはやった方がいいのか?どうしたら、大人にもやりやすくなるのかを考察してみました。
結論から言うと、涙袋メイクは目を大きく見せてくれるので、やった方がいいです。
また、顔の下半分の面積を狭く見せて顔のたるみ感を解消してくれる効果も期待できるので、顔がなんだか間延びして見えてきた…と感じる大人世代にこそ、おすすめのメイク法といえます。
ただし、若い世代と同じやり方だと、どうしても、下まぶたのシワっぽさやくすみ感が増長して、かえって老けて見えてしまうので、注意が必要です。
一時期は、なにかの間違いでは?と感じてしまうくらいの立体感や暗い影色の下まぶたが人気でした。
でもここ数年でそのやり方は落ち着いて、影ライナーを血色ピンクにしたり、ハイライトとのコントラストを低めにしたり、よりナチュラルな方法に人気が移行しているようです。
下まぶたにくまやたるみが目立ち始める大人世代が狙う涙袋メイクは、それよりさらにナチュラルさを重視した方法がおすすめです。
① ベージュのアイシャドウをまぶたの上下に塗る。
② 締め色のアイシャドウを上まぶたのキワに塗り、ぼかす。少し赤みのある濃すぎないブラウンがおすすめ。
⇒下まぶたには、締め色は塗らない。
③ アイシャドウパレットのメインカラーに多い、明るく透け感のあるブラウンアイシャドウを、上まぶたの①と②の境目に塗る。下まぶたにも塗る。
④ 目の粘膜部分の色に似た、血色コーラルのハイライトカラーを下まぶたのぷっくりさせたい部分に塗る。
⑤ 明るいピンクのラメを上まぶたの黒目の上と、目の内側に塗る。
⑥ 上まぶたに細くアイラインを塗る。
⑦ まつ毛はゆるくカールしてマスカラを塗る。強い締め色を使わないので、黒のマスカラで引き締めるのが今年の気分。
1:影色ラインはあえて引かない。ぷっくらさせるだけで、影がうっすらついたように見えて立体的な下まぶたになる。
セザンヌ 描くアイゾーンコンシーラー なじみピンク 660円(税込み)
影ラインを引くという概念を捨て、立体感をつくりたい部分をぷっくらさせるのにちょうどいいのがこちら。ぼかしやすく、崩れにくいのでおすすめ。
2:下まぶた全体に塗るベージュとブラウンは、皮脂や涙でにじんでも目の下のたるみや深いくまに見えない、明るく透明感のある色を選ぶ。
セザンヌ ブレンドカラーチーク 01 コーラルシンフォニー/02 ムードピンク 各781円 (税込み)
チークですが、01コーラルシンフォニーのマットなコーラルカラーの部分が、涙袋の色出しにぴったり!02ムードピンクのパールラベンダー部分はハイライトに。色が出過ぎず、粉が柔らかいので目元のシワにたまり込まないのもおすすめポイント。
3:血色カラーを下まぶたの目じり側に入れると、疲れて充血しているように見えるのであえて塗らない。
「涙袋メイク!」というと考え過ぎてしまいますよね。それが難しく感じてしまうのであれば、下まぶたのメイクと考えてもいいかもしれません。もちろん、上まぶたへのメイクと切り離して考えることはできないので、バランスをとりながら、やってみてくださいね。
※価格はすべて筆者調べ
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
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美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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