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美容ライターの遠藤幸子です。40代になってから、鏡をのぞいたときに「目が小さくなった」「グラデーションアイメイクがうまくいかない」と感じたことがありませんか?これは、まぶたのたるみサインかもしれません。まぶたのたるみに負けない若見えアイメイクテクを3つ紹介します。
今回のメイクで使用したコスメはこちらです。

A:ラカ フォーエバー6アイパレット 04 タンピーチ 上段中央のカラーのみ使用(税込価格2,970円)
B:ミルクタッチ オールデイロングアンドカールマスカラ ダークトープ(税込価格1,628円)
C:キャンメイク クリーミータッチアイライナー 02 ミディアムブラウン(税込価格715円)
D:コバコ アイラッシュカーラー(センターカール※デザインは限定品につき完売)(定番品は税込価格1,540円)


まぶたがたるんで見えるときこそ、重ねすぎないアイシャドウが効果的です。なぜなら、複数色を使ったグラデーションメイクは目を閉じて行いますが、目を開けたときに思うような位置に色が来ず、もたついた仕上がりになる可能性が高いからです。
おすすめは、ベージュピンクやピーチ系などのやわらかな膨張色を単色で使うこと。さらに、繊細なパール感のあるものを選ぶと、光をまとったような自然なハリ感が生まれます。
目のキワ辺りから徐々に上に向かって薄くなるようにグラデーション塗りすると、自然な立体感が出ます。無理に締め色を使って陰影を作るよりも、光でふっくらと見せることで若々しい印象に仕上がります。
アイラインはリキッドを使って、つい跳ね上げたくなる方が40代は多いかもしれません。しかし、逆に目元の重みを強調してしまうこともあります。おすすめは、まつげの隙間を埋めるようにごく細くラインを引き、目尻はほんの少し上向きに描き終える方法です。
目を開けたときに自然に見える位置に仕上げることで、まぶた全体がすっきり見え、やわらかく引き締まった印象になります。ラインの色はブラックよりもブラウンやグレージュなど、軽やかなトーンを選ぶと、抜け感が出て若見え効果がアップします。

40代になると、まつ毛の量が減って目元の存在感が薄れ、ハリ・コシが失われてカールしにくく、落ちやすくなりがちです。そこで、ボリュームタイプのマスカラに手を伸ばす人が増えてきますが、まつ毛に不自然なボリュームを出すと、まつ毛が短く見えるなどして逆効果。
40代のまつ毛メイクは、カールにこだわるのがおすすめです。ビューラーで根元からしっかりと立ち上げ、マスカラを塗るときには短いまつ毛もすくい上げながら、根元からジグザグと塗ってカールさせましょう。
マスカラはカールキープ力にこだわるほか、ボリュームよりもさりげないロング効果やセパレート効果にこだわって選ぶのがおすすめ。ふわっと上下左右に自然に広がるまつ毛は、ダウンしがちな40代の目力を高める効果が期待できます。
40代以降のアイメイクは、隠すよりも光を味方につけ、角度で引き上げるメイクテクがポイントになります。

膨張色×繊細パールのアイシャドウでまぶたにハリを与え、自然な上向きラインで引き締め、まつげの立ち上がりで全体をリフトアップ。この3つを意識するだけで、まぶたのたるみを感じさせない明るい目元が完成します。
目元の印象が変わると、表情そのものが若々しく見える可能性も高まります。小さな工夫で、今日からたるみに負けない目元を演出しましょう。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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